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新車を買った情報2019 第5回

マツダ ロードスターRFは氷点下25度で生きていけるのか

2019年02月23日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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ウエザーストリップから侵入

 ほかに考えられるのは、開閉するルーフの接合部、ウエザーストリップからの侵入であります。と言っても、このシール材から簡単に雨漏りするほどマツダの設計がダメなわけはないのでして、悪いのは私でございます。

 やっちまったな、と思ったのが高圧洗浄機でありますね。天井に積もったホコリを吹っ飛ばそうとケルヒャー砲をぶっ放した後は、だいたいウインドウが若干曇っている。ウエザーストリップに当たらないよう気をつけながらやっても、ダメなんであります。

 そのくらいデリケートな部位なのであれば、ルーフに積もった雪も原因になり得るのではないか。そのように想像しております。たとえば積もった雪が融けてウエザーストリップの隙間を流れる。それが凍って膨張する。そのようなことを繰り返しているうちに、ウエザーストリップの隙間を氷がこじ開け、水が侵入するというストーリーであります。

 もちろん想像であって目視で確認したわけではないのですが、雪が30センチほど積もったまま一週間近く放置したあとの凍結は、なかなかすごいものがありました。

 いずれにしても、貧乏は本当にイヤ。北海道で屋根の開くクルマを買うなら、ガレージかカーポートくらい建てろよという話であります。オープンカーにはつらすぎる。誠に申し訳ございません。なんとか春まで耐えていただきたい。

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