■Xperia XZ2が目指していたことをやりとげた感
Xperia XZ3の第一印象として、サムスンのGalaxy Sシリーズに似ている感は否めません。画面端を利用した新機能「サイドセンス」も、Galaxyが何年も取り組んできた背景があるだけに目新しさにとぼしいところです。
ただ、どのスマホも大画面・狭額縁を追求していく上で、デザインが似通ってくるのは仕方ない面もあります。実際に使い慣れていけば、そんなことはどうでも良くなるはずです。
逆に、使い続けるうちに気になってきそうなのが前面下部の「SONY」ロゴです。Xperia XZ3では黒い前面パネルと有機ELディスプレーが一体となり、高い没入感を得られるにも関わらず、ロゴが「ここはディスプレーではありません」と主張するからです。
また、本体背面は、USB Type-Cポートの上にある凸型の出っ張りが目を引きます。ポート周辺の強度を保つためとのことですが、ぎりぎりまで薄さを追求した結果とはいえ、もう少し何とかならなかったのかと思うところです。
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