基本的に、趣味の方向性が一致して、発売に気がついている限り、新しいガジェットは必ず自腹で購入するのが本連載のポリシーだ。
過去、「Google Home」は発売日、「Amazon echo」はAmazonの“招待”にまったく当たらず、知人の買ったモノを譲ってもらった。そして招待の来た「Echo Dot」は購入後一度使ったきりで速攻で娘にプレゼントした。
そして今回、発売日に予約して購入した「Amazon echo spot」が我が家では4台目のスマートスピーカーとなる。
知人の中には、先行して発売開始されたモデルを米国で購入し、いち早くユーザーとなった人もいる。
画面付きスマートスピーカー「Amazon echo spot」
一言でecho spotを表すならば“液晶タッチ画面付きのecho”だ。我が家では先行導入したGoogle HomeとAmazon echoの2台が仲良くリビングダイニングのカウンターに並んで配置されている。場所柄、よく使ってるのは私ではなくワイフなのだ。
両者の使い勝手や評判をワイフに聞くと、いずれも芳しくない。「どっちもおバカだ」というのが総評のようだ。そういう理由で、最近、ワイフは以前使っていたスマホのGoogleアシスタントに戻っているらしい。
そんな家庭環境にありながら、今回は液晶画面が付いているので今までとは違う! という独りよがりの希望的観測で、実際にはそれほど過去の2台と変わらないよく似たスマートスピーカーをポチってしまった。もちろん家族からはかなり冷めたクールな目で見られているようだ。
初物はデリバリーが危ういことも多いAmazonだが、echo spotはさすがに自社の製品でもあり、当初の約束通り7月26日に配達されてきた。
最初は、本体だけを買おうと考えていたが、あまりにもありきたりな目覚まし時計みたいだったので、オプションのスタンドも一緒にポチった。
しかし、スタンドを取り付けたホワイトのecho spotは、今度はフィンランド人デザイナーであるエーロ・アールニオが1963年にデザインした「ボールチェア」にそっくりになってしまった。

この連載の記事
- 第690回 西洋版京大式カード、Rocketbook「クラウドカード」を衝動買い
- 第689回 キャッシュレスペイメント時代のミニマム財布「お散歩ウォレット」を衝動買い
- 第688回 値ごろ感の出てきたEENOUR「PD急速充電器 100W」を衝動買い
- 第687回 30cm定規で演奏の奥義を極める「Musical Ruler」を衝動買い
- 第686回 時間管理に愛を感じるパナソニック「24時間くりかえしタイマー」を衝動買い
- 第685回 充電不要LAMY AL-star EMRデジタルペンを愛用のデジタルノート用に衝動買い
- 第684回 Titanを超える鈍器の中の鈍器スマホ「Unihertz TickTock」を衝動買い
- 第683回 発売から2年目のキングジムデジタルノート「FRENO」を衝動買い
- 第682回 TIMEXの故郷「ウォーターベリー」を冠したレガシーウオッチを衝動買い
- 第681回 「いつも思ってる!」大切な人に気持ちを届ける「ネット鳩時計」を衝動買い
- 第680回 お買い得感と他社製アプリで活用できそうな「ポメラDM200」を今更ながら衝動買い
- この連載の一覧へ