Bose「AWMS II」の後釜として
OlasonicのBluetoothスピーカーを衝動買い
1980年代後半の「AW-1」から平成最後の年に当たる平成31年4月まで、Boseの巨大CDラジカセにこだわり全5世代を時代とともに愛用してきた筆者だが、最後の「AWMS II」(Acoustic Wave Music System II:2007年購入、15万7500円)の液晶表示が壊れてしまった。
修理に出すか買い替えるかを相当悩んだが、すでにBoseには後継機種はなく、この手の商品ジャンルには、コンパクトで軟弱なイメージのWave Radio系の「Wave Music Sysytem IV」しかない。そこでBoseの製品は候補から外した。
周波数特性がそれほど良くない耳の持ち主である筆者には、あまり良い音と悪い音という識別子はなく、音楽にもその要素である音にも、“好きな音”と“嫌いな音”、その中間である“どうでも良い音”という違いしかない。
長年AWMS系の音を好んでいたということは、明らかに低音に対して特別の思い入れがあるということだろう。5世代にも渡って“アコースティックウェイブ”システムがひねり出す、低音の魅力にとりつかれたからに他ならない。
そう考えると、新しいスピーカーの肝は低域の再生能力であることがはっきりしてきた。同時に、昨今はCDプレーヤーから再生する機会も減り、スマホやタブレットからハイレゾ音源のプレイバックが増えたので、ライン入力だけではなくBluetooth接続できるスピーカーを探した。
しかし、あいにくほとんどのBluetoothスピーカーはどこにでも持ち歩ける小振りの製品が多く、またデザイン的には、多くが若年層向きでファンキーな原色系、ABS素材で“コスパ命”の製品が多い。

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