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T教授の「戦略的衝動買い」 第426回

オークションやインスタの見栄えをアップする撮影ボックスを衝動買い!

2017年04月19日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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真上からの撮影も便利な「簡易スタジオ」

 もう少し大きなサイズの撮影ボックスがほしいと思い、その日の内にネットを探していたら、知人からアマゾンで販売しているもう2周りほど大きな「簡易スタジオ」という表現の撮影ボックスを紹介された。

大型の「簡易スタジオ」のキャリングケース。撮影ボックスの袋より豪華だ

大型の「簡易スタジオ」のキャリングケース。撮影ボックスの袋より豪華だ

内部には簡易スタジオ本体、バックスクリーン4色、USB給電ケーブルが収納可能

内部には簡易スタジオ本体、バックスクリーン4色、USB給電ケーブルが収納可能

 ほぼ撮影ボックスの3倍ほどの価格の簡易スタジオの組立時のサイズは、幅43×奥行き45×高さ44cmと、撮影ボックスとの体積比では約6倍の大きさだ。しかも簡易袋的な収納ケースではなく、持ち手の付いたジッパーケースが付属する。

 付属品は途中にオン/オフスイッチの付属した給電用microUSBケーブルとバックスクリーンが4色(白・赤・緑・黒)だ。

撮影ボックスとおおよその構造は同じだが、大きな簡易スタジオでは、マグネットではなく、より強度のある金属スナップフックを使用している。パチンと固定するのに少し力が要る

撮影ボックスとおおよその構造は同じだが、大きな簡易スタジオでは、マグネットではなく、より強度のある金属スナップフックを使用している。パチンと固定するのに少し力が要る

白いバックスクリーンをセットして、USBモバイルバッテリーでLEDライトを点灯

白いバックスクリーンをセットして、USBモバイルバッテリーでLEDライトを点灯

ケーブル途中にLEDライトのスイッチがある。USBモバイルバッテリーから給電が行なわれている場合にのみオン/オフできる

ケーブル途中にLEDライトのスイッチがある。USBモバイルバッテリーから給電が行なわれている場合にのみオン/オフできる

 サイズが大きい分、重量も重く、前述の撮影ボックスが拡張展開時の固定に簡易なマグネットを使用していたのに対し、簡易スタジオでは、強力な金属製のスナップボタンによる固定方式を採用している。

 マグネットのような簡便さはなく、3枚のPVC板を固定するにも多少の力とコツが必要だが、このサイズと重量ではマグネットによる固定は無理だろう。

真上から写真を撮影したい時にはなかなか便利な天井の丸窓

真上から写真を撮影したい時にはなかなか便利な天井の丸窓

真上から一眼でもスマホでも自由自在に被写体を狙える。不要な時はベルクロで閉じる

真上から一眼でもスマホでも自由自在に被写体を狙える。不要な時はベルクロで閉じる

こういう配置を真上から撮影することは意外と不都合な条件があって面倒だ

こういう配置を真上から撮影することは意外と不都合な条件があって面倒だ

 大きな簡易スタジオの素晴らしいのは、サイズの余裕だけではない。一番便利なのは、天板中央に開けられた丸い穴だ。

 不要時はベルクロでフタを閉めておき、真上から被写体を撮影したい時は丸板を取り除いて最高の位置から撮影することが可能だ。

 このお陰で、必要だけど不要な影を被写体に落とす天井光の引き起こす数々の呪縛から逃れることができた。

腕時計のような反射面が多く、複合素材の商品を撮影するには極めて便利。いずれの写真もスマホ(HUAWEI mate9)で撮影したが、今までにない快感性だ

 そんなことも含めて、撮影ボックスよりはこちらの簡易スタジオの方が、撮影者のカメラ位置の柔軟性は確実に一段上だ。

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