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ALSなど難病患者が対象、介護者いらずの意思伝達装置「OriHime eye」無償モニター募集

10名限定で募集開始

 オリィ研究所は3月15日、デジタル透明文字盤「OriHime eye」の無償モニターを10名限定で募集開始した。

 OriHime eyeは、難病患者と周囲の人との意思伝達に使われている”透明文字盤”をデジタル化し、手足が動かせない状態まで症状が進行した人でも簡単に文字入力、発話ができる意思伝達装置だ。すでに日本全国のALS(筋萎縮性側索硬化症)をはじめとする難病患者の人々に導入され、高い評価を受けているという。


 また、同社が提供する分身ロボット「OriHime」と合わせて使うこともできる。OriHimeは「存在感の伝達」をコンセプトに作られた遠隔操作ロボットで、カメラ、マイク、スピーカー、モーターを内蔵する。操作者はインターネットを通してOriHimeを動かし自由にあたりを見回したり、手を挙げるなどのジェスチャーをして、周囲の人と話すことができる。

OriHime

 OriHimeとOriHime eyeソフトウェアを組み合わせて使うと、自宅から視線でロボットを操作し、同窓会に参加したり、結婚式に参加して肉声やOriHimeの合成音声でお祝いを述べることができる。

 今回のモニター期間は3ヵ月間。ソフトウェアと視線入力センサーは無償で提供され、ユーザーはパソコンを用意するだけで利用可能。スペックはWindows 8以上、Core i5と同等かそれ以上必要であり、持っていない場合は5000円での貸し出しも可能としている。

 応募可能な対象条件は以下の通りだ。

・文字盤などによる意志の疎通ができる人
・現在ほかの意思伝達装置を積極的に使っていない人
(まだ意思伝達装置を使ったことがない人、および意思伝達装置を使っていたが使えなくなってしまった人)
・家族や特定の介助者、友人などコミュニケーションが取れる者が近くにいる人
・月1回の電話などによるヒアリングに対応できる介助者、家族がいる人

 上記に加え、利用者が日常で頻繁に使い、希望する場合には、追加で分身ロボットOriHimeとモニター利用期間を半年間延長する。

 申し込みは、下記までメールにて受け付ける。

【応募先】
info@orylab.com
オリィ研究所お問い合わせフォーム
【応募要項】
①名前
②使う人の年齢
③使う人の住いの都道府県
④意思伝達装置の利用経験の有無
あり(使っていた意思伝達装置の名前 ◯◯)/なし
⑤視線入力センサーの利用経験の有無
あり/なし
⑥透明文字盤の常用の有無
いつも使っている/たまに使っている/つかわない

OriHimeを開発するオリィ研究所が、無料で入れる企業展示ブースに製品出展!

『IoT&H/W BIZ DAY 3 by ASCII STARTUP』
■日時:2017年3月21日(火)
開場 11時30分 終了予定 18時
■場所:ベルサール飯田橋ファースト
〒112-0004 東京都文京区後楽2-6-1 住友不動産飯田橋ファーストタワーB1
■入場料:展示ブース(無料)、全カンファレンスフリーパス【数量限定】(4000円)
■募集人数:各セッション100名、入場チケット500名(予定)
■イベント内容:5セッションを実施予定、出展ブース ハードウェア/IoTスタートアップ企業による展示、実機デモ、物販など
■参加方法:カンファレンス / 展示エリア共に事前登録制
■主催:ASCII STARTUP
■協賛・協力:39Meister|39works、ソニーネットワークコミュニケーションズ、さくらインターネット、イベントレジスト、ブラックサンダー、BONX、ダイドードリンコ
■出展:39Meister、ソニーネットワークコミュニケーションズ、アルファテクノロジー、インフォニテグラ、エクストラン、エンタップ、オリィ研究所、ガラポン、グリッドリンク、セールスワン、ソラコム、電玉、ドリコス、ノバルス、ハシラス、パリティ・イノベーションズ、ピクスー、ブランディングジャパン、米ライフ、ミラ、ユカイ工学、ゆめみ、Agx、Asterisk、Forethumb、H2L、Kibidango、LeapMind、MAMORIO、PLENGoer Robotics、Secual
※プログラム内容は予定です。都合により変更となる場合があります。

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