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【2016年自作まとめ】秋葉原PCパーツ街を振り返る

2016年12月31日 15時00分更新

文● ドリル北村/ASCII.jp

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7月
3ヵ月連続で深夜販売! 今度はGeForce GTX 1060

 NVIDIAの新型GPU「GeForce GTX 1060」搭載ビデオカードが19日(火)22時に販売解禁となった。秋葉原では複数ショップが恒例となった深夜販売を実施。

 登場したのがミドルレンジ向けGPUということもあり、ハイエンドモデルとして注目を集めた「GeForce GTX 1080」や「GeForce GTX 1070」搭載ビデオカードの深夜販売と比べると、かなり小規模なものとなった。購入者も各店数人程度となっていたようだ。

19日(火)22時に販売解禁となった「GeForce GTX 1060」搭載ビデオカード。各店とも数人ながら、22時の解禁と同時に購入していく人も

8月
他社製の半額に近いM.2 SSDがPLEXTORから登場

 PLEXTORから、NVMe規格のPCI Express Gen3 x4対応M.2 SSD「M8PeG」シリーズが発売された。「効果的な冷却性能を発揮する」とうたうヒートシンクカバーを搭載するのが特徴だ。とくに512GBや1TBモデルは非常に安価で、他社製の半額近い価格設定となっており、話題をさらった。

PLEXTORのM.2 SSD「M8PeG」シリーズ。コントローラーにMarvell製チップ88SS1093、フラッシュメモリーにTOSHIBA製15nm Toggle MLCを採用する

 そのM.2の熱対策として、aquacomputerから「KryoM.2」シリーズが登場した。高温になると性能が落ちるM.2 SSDの冷却パーツということで脚光を浴びた。販売するオリオスペックでは即完売するほどの人気で、久々に入手困難なPCパーツとなった。

M.2対応SSDの冷却アイテム「kryoM.2 with Passive Heatsink」。写真は空冷モデル。水冷モデルもある

9月
Mini-STXのマザーとケースが単体販売開始

 ECSから、Mini-STXマザーボード「H110S-2P」が発売された。これまでMini-STXのベアボーンキットの販売はあったがMini-STXマザーが単体で販売されるのは今回が初めて。 同時にMini-STX対応PCケース「VT01」シリーズがSilverStoneから登場。Mini-STXで自作できる環境がそろった。

 Mini-STXは、基板サイズが147(W)×140(D)mmと、170mm×170mmのMini-ITXよりも小さいマザーボードの規格。NUCと違いCPUの交換ができるので、自作マニアからの注目度は高い。

Mini-STXフォームファクターのLGA 1151対応マザーボード「H110S-2P」

Mini-STX規格に対応するスチール製PCケース「VT01」シリーズ

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