このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

【2016年自作まとめ】秋葉原PCパーツ街を振り返る

2016年12月31日 15時00分更新

文● ドリル北村/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

10月
GeForce GTX 1050/1050 Tiがひっそりと深夜販売

 NVIDIAのPascal世代のミドルクラスGPU「GeForce GTX 1050」およびその上位モデル「GeForce GTX 1050 Ti」を搭載するビデオカードの販売が25日(火)22時よりスタートした。

 秋葉原で唯一、販売解禁時間となった25日(火)22時に、深夜販売を行なったドスパラ パーツ館。さすがにエントリー向けモデルの製品とあってか、購入に訪れたお客は数名。開店後10分ほどで閉店し、短い深夜販売はすぐに終了となった。

25日(火)22時よりスタートしたPascal世代のミドルクラスGPU「GeForce GTX 1050」およびその上位モデル「GeForce GTX 1050 Ti」を搭載するビデオカード

11月
NVMe M.2 SSD「Samsung 950 PRO」がついに発売

 ゲーミングPCと関連デバイスの専門フロア「SOFMAP GAMING ZONE」がソフマップ秋葉原リユース総合館の地下1階にオープンした。また、TSUKUMO eX.の地下1階にはRazer専門フロア「RAZERZONE」がオープンした。

「SOFMAP GAMING ZONE」は、ゲーミングPCのほか、マウスやキーボード、ヘッドセットなどのゲーミングデバイスがそろう専門フロア。広いスペースを活かし、自由に触れる多数のデモ機が展示されている

TSUKUMO eX.の地下1階にオープンしたRAZER専門店「RAZERZONE」は、スタイリッシュな世界観を味わえるようデザインされ、最新の製品に実際に触れられるゲーマーのための空間になっている

12月
日本限定のGPUが登場

 SamsungのM.2 2280対応NVMe SSD「SSD 960 PRO」と「SSD 960 EVO」シリーズの販売がスタートした。入荷数は少なく、すでに完売となったモデルも確認できた。「SSD 960 PRO」は、転送速度がシーケンシャルリード3500MB/sec、同ライト2100MB/secと非常に高速なのが特徴だ。

高品質・高速なMLC V-NANDを採用する上位モデル「SSD 960 PRO」とTLC V-NANDを採用する「SSD 960 EVO」

 一方、CORSAIRからもM.2 SSD「FORCE MP500」シリーズが登場した。PS5007-E7コントローラーとMLC NANDを組み合わせたNVMe対応SSDだ。こちらも主なスペックは転送速度がシーケンシャルリード3000MB/sec、同ライト2400MB/secと非常に高速。

シーケンシャルリード最大3000MB/sをうたうNVMe M.2対応SSD「FORCE MP500」シリーズ

 読み込みが速い「SSD 960 PRO」と、書き込みが速い「FORCE MP500」。M.2 SSDの速度合戦が本格化する兆しを見せている。

VGAとSSDに大きな動きのあった2016年

 ビデオカードの発売ラッシュに目を奪われるが、2016年はSSDも非常に大きな動きがあった。2016年前半は2.5インチSSDの価格下落。そして後半は高速なM.2対応SSDの出現だ。Mini-STXの登場も見逃せない。

 為替の関係でパーツの販売価格が上昇するなど、2017年はいきなりお財布に厳しいスタートとなりそうだ。とはいえ、インテルの第7世代プロセッサーことKaby Lakeや、AMDの次世代デスクトッププロセッサーRyzenの発売が待っている。

AMDの次世代デスクトッププロセッサーRyzenがいよいよ2017年第1四半期に登場する!

 2017年もワクワクするようなPCパーツの登場を楽しみにしつつ、皆さんにとっても楽しい自作PCライフが送れる1年になることを祈りたい。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中