iPhone 7で使いたい20GBパックが登場
iPhone 7の発売に合わせるようにして、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアが大容量のスマートフォン向けデータ通信プランを発表しました。
料金は各社とも20GB/6000円、30GB/8000円で共通。従来、主要キャリアでは5GB/5000円というプランが最もスタンダードなデータ定額プランとして提供されており、それ以上になるとヘビーユーザー向けの高額なプランを選択する必要があったため、事実上の通信料の値下げと見ることもできます。
表記価格はすべて税抜きです各社とも1GBあたり1000円の課金で再び高速通信が利用できるようになる仕組みを導入していましたが、毎月決まった通信容量を超えてしまうようなユーザーだと、新プランに加入したほうが結果的に毎月の料金が抑えられることになりそうです。
表記価格はすべて税抜きです20GBはどのくらいなのか?
では、20GBの通信とは、どの程度の容量になるのでしょうか? ソフトバンクでは、通信容量の目安として、具体的な使用量を掲載しています。
左が20GBの通信容量の目安、右は1日換算にした目安です。メールで4万1800通、ニュースサイトのウェブブラウズで6万9800ページ、動画の視聴で90時間、音楽のダウンロードで5000曲となっており、余裕のある通信容量だということがわかります。
やはり、毎月多くの通信容量を使う、という方は動画サイトなどで長時間の動画を閲覧するというパターンが多いでしょうか。自宅ではWi-Fi環境で視聴するとしても、移動中にも頻繁に見ると、従来の通信容量では心もとなかったはずです。
90時間というと、単純計算で1日3時間ほど利用できることになります。もっとも、20GBで90時間観れるというのは、HDクラスあたりまでの解像度の動画の場合を指しているものと思われ、最近どの動画サイトでも主流になりつつあるフルHDクラスの動画になると、1時間ほどの視聴で1GB程度に達してしまうため、1日あたり40〜50分程度とみておいたほうがよさそうですね。
最近では、通信状況に応じて解像度を変化させる可変ストリーミングに対応するサイトも多いですが、フルHD動画を1日平均して1〜2時間ほど時間視聴するという使い方をすると、半月ほどで20GBを上回ってしまうでしょう。
通信容量をチェックするアプリなどもサードパーティーからリリースされていますので、様子を見つつ、ご自身に合った20GBの使い方を見つけてみてください。
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