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盛田 諒の「アスキー家電部」第25回

画像解析で子供を見分けるエアコン新「霧ヶ峰」

2016年08月23日 18時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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 子供が生まれても、子供が独立しても使えるエアコンだ。

 三菱電機が23日、ルームエアコン「霧ヶ峰」新製品を発表した。子供を見極める新アルゴリズムを搭載して、大人・子供にふさわしい室温に自動調整できる。市場想定価格は税抜21万8000円から。10月下旬より順次発売する。

 画像解析により、身長や姿勢(重心)から子供を見分ける仕組み。赤外線センサー「ムーブアイ極」が体感温度を検知、寒がり・暑がりに適した風を出し分ける。子供は大人と比べると暑がりで、体感温度で最大3℃の差があるという。

三菱電気「霧ヶ峰」シリーズ新製品
画像解析で大人と子供(身長約75~130cm)を識別
左右に強さの異なる風を出し分けられる

 霧ヶ峰には以前から人それぞれ異なる体感温度を認識して、風を出し分ける機能があった。新・霧ヶ峰は「人生を快適にする」「家族みんなの快適」をテーマに、夫婦、親子、熟年夫婦と、家庭環境を意識した新機能を追加している。

 同社の調べによればエアコンを購入する年齢は子供ができて新居を構える30代、定年を迎える60代が多い。エアコン1台を使う平均年数は10年間ほどで、使っているうちに消費者の家庭環境が変化することもある。だから家にいる人間の姿が変わっても便利に使えるエアコンを作ろうとした、という筋書きだ。

 熟年夫婦や小さな子供がいる家庭向けに開発したのは、指定温度になったとき自動で運転を始める「みまもり空調」機能。エアコンが運転を停止していても、体感温度が28℃以上、あるいは10℃以下になると自動的に運転を開始する。

シニア層にやさしい「みまもり空調」機能も完備
赤外線センサー「ムーブアイ極」で体感温度を検知、26℃以上あるいは10℃以下になると自動的に運転開始する
液晶画面のリモコンで簡単に設定できる

 上位製品「FZシリーズ」は2つのファンで別々の気流を発生させる「パーソナルツインフロー」、下位製品「Zシリーズ」は1つのファンで発生させた風を前後左右に吹き分ける「匠フラップ」で、方向別に異なる温度空間を作りだす。

 パーソナルツインフローなら、足元に最大約5℃の異なる温度空間を作れるという。またFZシリーズには体感温度を判断して「送風」「冷房」を自動的に切り替え、省エネ化を促す「ハイブリッド運転」機能も搭載している。

 温度の自動調節機能は寝室でとくに重宝しそうだ。今回の新機能で検知するのは子供だが、編集部には出社すると「温度を下げる」ボタンを連打する男性がいる。ぜひ彼のまわりだけを冷凍してもらいたい。


■FZシリーズ
4.0kW 32万8000円
5.6kW 34万8000円
6.3kW 36万8000円
7.1kW 38万8000円
8.0kW 41万8000円
9.0kW 44万8000円

■Zシリーズ
2.2kW 21万8000円
2.5kW 23万8000円
2.8kW 25万8000円
3.6kW 26万8000円
4.0kW 27万8000円
5.6kW 29万8000円
6.3kW 31万8000円
7.1kW 33万8000円
8.0kW 36万8000円
9.0kW 39万8000円




盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、記者自由型。戦う人が好き。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中

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