肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第134回
ジョニーウォーカー グリーンラベルが4年ぶりに復活
伝説の「ジョニーウォーカー緑」再上陸でウイスキー好きヒャッハー!!
2016年07月05日 19時00分更新
ジョニ緑が4年ぶりの日本上陸 価格は4500円強
キリンビールはウイスキー「ジョニーウォーカー」ブランドより「ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年」を8月23日に発売します。700mlのボトルで、予想実売価格は4500円強。位置づけは「ジョニーウォーカー ゴールド」に次ぐ、プレミアムランクとなります。
ジョニーウォーカーはスコッチウイスキーを代表するブランドで、販売数量は世界ナンバーワンを誇ります(IMPACT DATABANK 2015に基づく)。
グリーンラベルは、かつてMHD モエ・ヘネシー・ディアジオ社により国内で販売されていましたが、2012年には廃止。今回あらたに登場するジョニ緑は、キリンビールによる販売になります。
特徴としては、グレーンを含まずモルトウイスキーだけをブレンドしているところ。「タリスカー」「カリラ」「クラガンモア」「リンクウッド」などをキーモルトとしてブレンドしています。グレーンが混ざるブレンデッドウイスキーでもなく、単一の蒸留所でつくったシングルモルトとも異なる、ユニークな味わいであるということ。
試飲した感想は、ひと言でいうと「おもしろい」。舌で感じる印象が、口に含んではじめは穏やか、次は強烈、最後はまろやかと重層的です。飲んでいるとうちにいろいろな発見があるのが素晴らしい。
ユニークな味わいですが個性が強すぎて飲みにくいということもなく、誰が飲んでもおいしいようにバランスが取れているというのも、ブレンドウイスキーに長けたジョニーウォーカーの妙。ウイスキー好きは発売が楽しみですね。
キリンは2トップ戦略で洋酒ナンバーワンを目指す
洋酒のマーケティングを行なうキリン・ディアジオ社のジミー・チョー代表取締役社長によると、近年はハイボール人気やテレビドラマの影響でウイスキーの市場は成長しており、特にボトル2000円以上のプレミアムランク、3000円以上のスーパープレミアムの売り上げは伸長の水準が維持されているとのこと。
2016年はスコッチウイスキーの人気が伸びており、ジミー・チョー氏は「ハイボールでウイスキーを飲むようになった人が、ロックやストレートなどの飲み方も試して、国産ウイスキーだけではなくスコッチも飲むようになったのではないか」と語りました。
「ジョニーウォーカーをキープレミアムブランドに、ホワイトホース ファインオールドをキーバリューブランドに据え、2020年には輸入ウイスキーの売り上げナンバーワンを目指す」と、ジミー・チョー氏。ホワイトホース ファインオールドの4Lペットボトルを今年発売したのも戦略のひとつで、居酒屋業態での利用の拡大を狙ったということでした。
ナベコ

寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやっています!
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