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T教授の「戦略的衝動買い」 第366回

クラウドに録画できるウェブカメラ「SpotCam-HD-Pro」を衝動買い!

2016年02月10日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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動体検知や音声検知機能も搭載

 前述したように、SpotCamは追加の月額料金なしで24時間の録画サービスを利用できるが、まるまる24時間映像をLIVEでも録画でもずっと見ている人はまずいないだろう。

 レンズとマイクを搭載しているSpotCamは、撮影中の映像の変化(動体)や音(音声)の検知をトリガーにして、ユーザーにアラートメールを送ることができる。

SpotCamの各種設定もクライアントアプリから可能だ。SpotCamの稼働条件やアラートの条件設定なども簡単にリアルタイムでできる

SpotCamの各種設定もクライアントアプリから可能だ。SpotCamの稼働条件やアラートの条件設定なども簡単にリアルタイムでできる

 アプリ上からはアラートのオン/オフや、アラート時間や頻度、条件などを自由に設定可能だ。

アラート設定をすると、指定した動体反応や音声反応が起った時点の静止画とともに、アラートメールが送られてくる

アラート設定をすると、指定した動体反応や音声反応が起った時点の静止画とともに、アラートメールが送られてくる

動作検知が行なわれたタイミングの静止画をまとめて見ることも可能だ

動作検知が行なわれたタイミングの静止画をまとめて見ることも可能だ

 しかし、実際のところ、この手のアラート方式は、動体検知や音声検知等の“スレッショルド”(しきい値)がメーカーや機種によってそこそこ異なるので、最初はいずれかのしきい値を設定し、実際のメールの頻度などを参考に再設定することが望ましいだろう。

 筆者は最初、動作感度や音声感度を“標準”に設定したが、自宅の前を電車が通過するたびに、頻繁にアラートメールが飛んできたので、現在は、動作感度も音声感度も“低”にして様子を見ているところだ。

24時間録画可能だが、必要に応じて任意の日時をストリーミングオフにも設定できる

24時間録画可能だが、必要に応じて任意の日時をストリーミングオフにも設定できる

 また、SpotCamアプリでは、アラートだけではなく、ストリーミング(録画)そのものを1週間のうちのいつの日でも、どの時帯でもオフにすることも可能だ。

 そしてクラウド録画系のカメラが最高に便利なのは、過去の時間帯をいつでもどこからでもさかのぼって見ることができることだろう。

パソコンでウェブ上の録画画面を見ると、動体アラートの起こった時点にアイコンマークが噴き出している。カーソルをその場所に移動すると、その時点の静止画が表示される

パソコンでウェブ上の録画画面を見ると、動体アラートの起こった時点にアイコンマークが噴き出している。カーソルをその場所に移動すると、その時点の静止画が表示される

iPhoneでは、過去のアラートのあった時間には緑色のバーが表示される。赤いバーは現在時刻を表示している。夜間は暗視撮影でこういう感じで録画される。十分見える

iPhoneでは、過去のアラートのあった時間には緑色のバーが表示される。赤いバーは現在時刻を表示している。夜間は暗視撮影でこういう感じで録画される。十分見える

 特に、アラートとの組み合わせでは、何らかのアラートを発した時は明確にアラートマークが時間軸の上に記載されるので極めて便利だ。

 アラートマークのところにマウスカーソルを移動する(PCの場合)か、時間軸を指先でホールドして右にドラッグすれば、過去の任意の時間帯の映像をいつでも見ることができる。

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