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寅年生まれ肉食ナベコの「なんでも食べてみる」第43回

ウイスキーに合わせたい!!希少な「Bean to Bar(ビーン トゥ バー)チョコレート」

2015年12月11日 19時00分更新

文● ナベコ

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 『Bean to Bar(ビーン トゥ バー)チョコレート』をご存知でしょうか?結論から言うと、このチョコ、酒に合います。

クラフトビールのように少量生産しているチョコレート

 市場に出回っている一般的なチョコレートは、ブレンドされた原料を工場で加工して大量生産する、というものがほとんですが、豆を仕入れて焙煎・粉砕するところから成形までをひとつの工房で手掛ける、少量生産のチョコレートをBean to Barと呼ぶんですって。

 工房はアメリカやヨーロッパでは今まさに徐々にできている段階で、国内には数える程度しかないそう。

 小規模の工房で少量生産のチョコレート。

 酒好きの私は「お、クラフトビールみたいじゃん」と思いました。

滝に打たれるようなカカオの鮮烈な味わい

 そんな貴重な『Bean to Bar』を手掛ける専門店、『カカオ研究所』のチョコレートのサンプルが手に入ったので、いただいてみました。

 包装からして、まず、ステキ。洋書のような装丁の中が空洞になっていて、小袋のチョコレートが少量ずつ詰められていました。このままクリスマスの贈り物にできそう。

Bean to Bar(ビーン トゥ バー)チョコレート
洋書のような入れ物に。
チョコレートが宝物のように入っていました。

 同梱されていたのは、テイスティングシート。コンビニのお菓子のようにポリポリと口に放り込むのではなく、Bean to Barチョコレートは少しずつ感覚を研ぎ澄まして味わうべき。

 テイスティグのやり方に従って、セットのベトナムのシングルカカオ(80%カカオ、20%オーガニックシュガー)を食べてみました!

Bean to Bar(ビーン トゥ バー)チョコレート

 まずは表面の色を観察。ベトナムのシングルカカオは、ミルクを少し混ぜたようなコーヒー色

 次に香り。指で軽く表面をこすって、顔を近づけてみると、ビターな中にも柑橘系をしぼったような、キュッとした酸の香り

 ふだんチョコレートの香りをここまで意識したことがなかったのですが、チョコレートの香りって奥深く胸に入ってきますね。次第にワクワクしてきました。

 割ってみて、音をきく。パリッ。柔らかく、小気味いい音、感覚。

 口に入れたら、噛まないで舌の上でしばらく溶かす。トロッ。口の中を横にドーンと広がるような、強い酸味。鼻に抜ける香り。なにこれ、複雑で高貴!

 最後にもう一度口に含んでゆっくりと味わう。苦み、酸味、ほのかな甘み。……大人な味です。ウイスキーに合わせて食べたいというと、おわかりでしょう。

カカオツリーのオーナーになれるクラウドファンディングプロジェクト

 カカオ研究所では、自社サイトで『Bean to Bar』を販売中。例えば25gのカカオバーが650円と、価格はけして安くはありません。が、カカオの本来の旨みを感じる大人のチョコレートです。クリスマスシーズンやバレンタインデーのプレゼントにも、良いかもしれません。男性だったら違いのわかる男に、女性だったら本物を知る女と見てもらえそうです(笑)。

 また、カカオ研究所はただいま、カカオツリーのオーナー権を1年限定で付与するサービスを、クラウドファンディングにて実施中。

 カカオツリーはベトナムの契約農園に植えられているもの。2016年春より農園内にカカオ研究所が監修する工房にが完成し、農園でとれたカカオをすぐに加工してチョコレートにすることが可能になります。ツリーのオーナーになった人は、2016年秋にできるチョコレート50g×20枚(1kg分)がもらえます。加えて、現地の写真が掲載された生育レポートなどももらえます。

 個人がこのように、海外のカカオツリーのオーナーになれるのは日本で初めて。

 どこかできいたことあるけど、チョコレートを食べると幸福感が増すんですって。自分がオーナーのカカオツリーがあると思うと、幸せに満ちた日々が過ごせるかも。

 なにより、ウイスキーに合うチョコレート欲しい、たくさん。なんて人にはいい。そう思いました。

編注:記事内の商品は、カカオ研究所本店のみで販売されています。

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