ブルーライトをカットする「ブルーリダクション」機能
ディスプレーが自発する際に生じる青色光のことをブルーライトといい、眼精疲労の原因や長時間浴びることで体内時計が狂う可能性があるとされているものだ。
映像を楽しむわけでもなく、とりあえず、資料の内容をチェックしたいのであれば、眼精疲労は低いほうがいいので、現状においてもブルーライトカットに対応したメガネを愛用している人もいるだろう。
「ブルーリダクション機能」は、ブルーライトを最大約60%カットするというもので、メガネなどナシにブルーライトの量を減らせるというものになる。
仕組みとしては、RGBのうちのBをカットするといった動きなので、画面は黄色がかって見えてしまうが、上記しているように色味を気にしなくてもいいものを見る場合ならば、十分効果的といえる。
応答速度についてはカタログスペックで5ms。本格的にゲームに打ち込む場合は厳しいものだが、そうではなくゲームを普通に楽しんだり、動画を見たりといった場合であれば、十分な応答速度となっている。
少し動きの速いシーンをチェックしたり、FPSをプレイしてみたりでチェックしてみたが、体感レベルとなるが、カタログスペック通りの応答速度が出ているようだった。
発色性能については、おおよそsRGB100%に近いものと思われるが、現状のコンテンツの多くで問題がないため、メインのパネルとして愛用するのもアリだといえる。なにより価格の安さが魅力であり、そのわりに必要とされる機能の多くを搭載しているため、そういった部分でお買い得なディスプレーだといえるだろう。
ASCII.jp読者諸氏においては、サブのディスプレーとしてオススメであり、またPCのパーツ相談を受けた場合の候補例としてもちょうどいい。店頭で見かけたらチェックしてみるといいだろう。
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