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特命!! アスキービジトク調査班 第10回

確定申告の経費はどこまで落ちる!? 税理士さんにホンネで聞いてみた

2014年12月01日 11時00分更新

文● カリーさん(覆面ライター)

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毎年、この時期になると確定申告のためのレシート集めが大変……。中にはいくらがんばって探しても出てこないレシートもあったり。きっと全部妖怪のせいだー

 どもども! iPhone大好き覆面おじさんことカリーです! そろそろ年末が迫ってきておりますが、個人事業主的に気になるのは経費ですね!

 みなさんも2015年3月16日期限の確定申告に向けて、2014年のレシートや領収書をためておいているはず。必要経費をきちんと計上しておけば、そのぶん所得(儲け)が減って、翌年の地方税や社会保険料が少なくて済む。さらにカリーさんのようなフリーライターなど、あらかじめ報酬の一部が源泉徴収されている(=税金として納められている)人なら、納めすぎた分が「還付金」として戻って来る! 年に1度のボーナスですね。

 そんなわけでこの時期に「レシートがお札に見える!」という人もいますが、ただレシートさえあれば何でもかんでも経費につけられるというわけではありません。その辺のボーダーラインって、どこにあるの……? 気になって仕方がないので、この連載でおなじみの税理士・宮原裕一先生をお呼びして、アシスタントのいくちょんと一緒に聞いてみました!


何に使ったか答えられることが重要

カリー 宮原先生、今回は経費について教えて下さいっ!

税理士の宮原裕一先生

宮原 はい、よろしくお願いします。

カリー これってみんなが気になってる話だと思うんですよね。例えば、これから取引先になるかもしれない人と飲んだりとか、仕事に関係するかと思って買った機材だけど結局使わなかったりしたやつとか。そういうのって、経費にしてもいいんですかね?

宮原 まずは、経費の概念的な話で言うと……。

カリー・いくちょん はい。

宮原 必要経費ってその名前のとおりで、「これは事業に必要な経費ですよ」っていうのが大前提なんです。じゃあその中で、個別に経費かどうかっていうのは、法律上では線引きされていないんです。

カリー そうなんですか!

宮原 同じ支出であっても、落ちるのか落ちないのかっていうのは、業種や内容、打ち合わせなら誰と会ったりとか、個別の判断になっています。

カリー じゃあやっぱりフリーライターだと、その専門分野に関わるめちゃくちゃ広い範囲の支出が仕事に直結できますよね。

宮原 そうそう。ゲームライターがレビューを書くためのゲームを買うっていうのは取材のためといえるけど、スポーツライターがRPGを経費にできるかというと、それは違いますよね。

いくちょん えっと、スポーツゲームなら関係してて入れられるってことですか?

宮原 そう。例えば、「ゲーム中に出てくる選手の実名を調べた」っていうネタで買いましたって話はあるかもしれない。いくちょんさんのような芸能関係なら、ステージに出るために買った衣装は事業に必要なものですよね。

いくちょん カリーさんの覆面も経費ですか?

宮原 当然経費です。ちょうどいいところにかぶってますね(笑)

覆面は経費になります! やったぁ!

カリー 実際経費にしてます(笑)。でも税務署が見たときに何に使ったかなんてわからないですよね。それって帳簿に「○○雑誌○○記事用に購入」とか具体的な仕事名を書いておかないといけなかったりするんですか?

宮原 毎回帳簿に書く必要はないですが、あとで税務署に聞かれたときに説明できることが重要です。

カリー あー。じゃあ、さっき言ってた飲みに行くみたいな話も……。

宮原 飲み代についても聞かれたときに「何だったっけなー」ってなるよりは、誰と行ったかわからなそうなのは、領収書やレシートにメモを書いておくといいかもしれません。

カリー 確かに一年間だから、今年前半の経費で「この居酒屋で飲んだの何だったかな」っていうレシートはありそうですね(笑)。来年からちゃんとメモしておこう……。



(次ページに続く)



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