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特命!! アスキービジトク調査班 第11回

ウソはダメよ〜! 確定申告前に覚えておきたい「レシート」の上手な扱い方

2014年12月09日 11時00分更新

文● カリーさん(覆面ライター)

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みなさん、今年のレシートの準備は大丈夫ですか?

 こんちゃー! iPhone大好き覆面おじさんことカリーです。個人事業主にとってひとつの山場となる確定申告が近づいてますね! 前回の話では、何が必要経費に入るかどうかをまとめましたが、今回はそれに続いて、レシートの扱い方を同じく税理士・宮原裕一先生にお聞きしたいと思います。もちろんアシスタントのいくちょんも一緒ですよ!


交通費はクラウド経由で同期する手段も!

本連載でおなじみの税理士の宮原裕一先生。PCソフト「弥生会計」を10年以上使い、経理業務を効率化して経営に役立てるノウハウを確立。現在は東京・三鷹で宮原裕一税理士事務所(テキストをクリックすると事務所のサイトをご覧いただけます)を経営している

カリー 今回もよろしくお願いします!

宮原 よろしくお願いします。

いくちょん 私、気になってたことがあって、バスや電車に乗ってレシートが出ないときはどうすればいいんでしょうか?

宮原 基本は自分で記録をつけるしかないですね。

交通系のICカードを読み込める、Windows用のICカードリーダー/ライター「PaSoRi RC-S380」

カリー Suicaなどの電子マネーだと、パソコンでカードリーダーを使えば記録を取り出せますよね。あれじゃダメですか?

宮原 全然大丈夫です。というか、その方が確実ですね。ただ、チャージした金額=交通費としてみなすのはちょっと難しいかもしれません。交通系の電子マネーがで始めた頃は、多くの人が電車やバスに乗るためだけに使ってましたが、今はいろいろな店舗で使えるようになってしまった。

カリー そうですね。コンビニでも使えますしね。

宮原 外回りが少ない業種の個人事業主で、すごいチャージ金額になってたらやっぱりおかしいじゃないですか。

いくちょん 確かに(笑)。そうすると、チャージしたときに領収書をもらうより、個別で入れたほうがいいんですね。

宮原 個別の項目があったほうがいいです。日常生活で頻繁に使ってるとパソコンに取り込むだけでも手間になりますが、例えば、「やよいの青色申告オンライン」なら、「YAYOI SMART CONNECT」を使って、MoneyLookやZaimなどのソフトと連動してSuicaのデータを取り込めます(関連記事)。それで全部データを拾った上で、「これはちょっと個人的なやつだな」っていう項目だけ弾いていけば、手間が減ります。

カリー 科目だと「事業主貸」にするんでしたっけ。

宮原 そうです。

カリー そういえば、入力した経費のレシートってとっておかなきゃいけないじゃないですか。青だと7年でしたっけ?

宮原 確定申告の書類は7年ですが、レシートや領収書は青だと7年、白だと5年になりますね。

カリー でも、なかなか保存が面倒ですよね……。カリーさん的にはクリアファイルに月ごとに分けて入れてますが、税理士さんのところにくるみなさんはどうやって保存してるものなんでしょうか?

宮原 きちっと整理されてる方、そうでない方、様々ですね~。規模の大きな会社なら経理担当の方がいますが、中小、個人事業主だとそんな暇がないじゃないですか。

カリー 適当な袋にぶち込んでいてもいい?

宮原 なんとか探し出せればOKです。例えるなら、パソコンの中にある音楽ファイルで、タグまでつけてないけど、このフォルダーの中に確実にあるみたいな感覚です。

カリー なるほど(笑)。結構みんな雑に扱ってる感じなんですね。もしかして月ごとに分ける必要もない?

宮原 いや、できれば月ごとがいいです。レシートを特定するときに、せめて月ぐらいに分かれていたほうが楽なので。

いくちょん あっ、領収書やレシートを電子保管してもいいみたいなニュースがありませんでしたっけ。

宮原 それはまだ案が出た段階なんです。毎年12月の中旬って「税制改正大綱」って次の年度の案が出る時期で、それを揉んで3月に国会で法律が決まって、4月から施行っていう流れなんですよ。まぁ今回も衆議院選挙が入っちゃうわけですが。

カリー うーん、カリーさん的には電子化できたほうが楽なので、来年からでも施行してほしいなぁ。



(次ページ、「税務署はTwitterやLINEまでちゃんと見てる!」に続く)



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