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富士見iPhoneクラブ 第214回

iPhone 5sをリアル紛失! そのとき覆面が取った行動は……

2014年06月21日 17時00分更新

文● iPhoneクラブ製作委員会

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「iPhoneを探す」をフル活用するものの……

「マッキー、初動がそれじゃあダメだよ……」

カリー なくしたのに気づいてからどうしたの?

マッキー そのまま家に帰って、寝ちゃったんですよね。で、起きてから地元の駅で「すいません、iPhoneを落としたみたいなんですけど」って相談しました。

じまP その前にまず回線止めなきゃダメでしょ! 勝手に国際電話とかかけられまくられちゃったら、どうするのよ!

カリー もう人生で数回電車に置き忘れしてる俺なら、なくしたのに気づいた直後にすぐ駅に相談するよ。

マッキー やっぱりそうですよね……。でもその時点では「該当する落し物はないですよ」って言われて、まだデータベースに登録されていないのか、誰かが持ち去ったのか、それとも電車の中にあって移動しているのかわからなかったんです。で、見つかったときの連絡先を教えてから出社して、「iPhoneを探す」を実行したら、飯田橋駅のすぐそばにiPhoneを示す丸印が表示されていた。

じまP えー、なんで? 秋葉原でなくしたのに?

マッキー いや最初、親切な誰かが拾ってくれて、そのまま駅とか警察に届けてないだけだと思ったんですよ。そしたら、なぜか丸印が動いて、駅にいるわけですよ。

カリー 怪奇現象!?

じまP 俺が会社に来たときに、マッキーが「iPhoneが、iPhoneが総武線に乗ってるー」とか謎の発言していて、「えっ?」って引きましたね。

マッキー 次はまた神楽坂のあたりに戻って、しばらく見ていると中央線の線路上にいた。これ、ひょっとしたらどっかに移動しちゃうんじゃないかと焦ってしまって。

パソコンから「iPhoneを探す」を開いた画面。確かに端末の位置を示す緑丸が移動してる

線路やお堀の上にも。謎だ……

じまP もう勝手に売られて、どっか行っちゃうパターンね。

マッキー すごく慌てて、「iPhoneを探す」で最初に示した場所に行ってみたんですよ。そうしたら団地で、なにも手がかりがなくて戻ってきた。

カリー 「iPhoneを探す」なら、遠隔操作でメッセージを打てるし、音も出せるじゃん。

マッキー 「ここに連絡下さい」みたいなメッセージを打ったし、電話も2、3回かけたうえ、アラート音も鳴らしました。

サウンドを再生してみてもダメでした

カリー でもなしのつぶて?

この勇姿である。なお、素顔が出てたので「雑コラ」(雑なコラージュ)で隠しています

マッキー で、いよいよ打つ手ないなーってなって。もう一回、おんなじ場所を探しに行こうって。でも、途中でiPhoneを持ってる人とすれ違う可能性もあるから、手に「iPhoneを探しています」ってスケッチブックを持っていきました。

カリー わざわざ作ったんだ(笑)

マッキー 必死だったので、飯田橋の駅前にもこれで行きましたよ。一緒に探しに行った人のiPhoneのマップと、僕の「iPhoneを探す」で示している位置を照らしあわせて。やっぱここだねって。で、音を鳴らした。

カリー なるほどね。近くで音がなったら、「犯人はここだ!」って。

このまま駅にも行った。なんかヒッチハイクしてる人のようだ

マッキー でも、音は聞こえず。

カリー ガクー。そういえば、「iPhoneを探す」ってバッテリーの残量とかも見れるの?

マッキー 見られます。その時で、半分ぐらいありましたけど見つからないので、これは詰んだなって……。そこでようやく、「さっさと回線を止めたほうがいいよ」って言われて、そのことに気づいて。

緑丸が示す場所に行って音を出したが聞こえず……。雑コラでは満面の笑みだが、素顔はかなりしょげています

じまP まあ、そりゃそうですよ。

マッキー キャリアに連絡して、回線を止めてもらって。その夜に警察行きました。

カリー いやいやいや、最初からすぐに警察でしょ!

マッキー 鉄道会社に連絡したから、とりあえずはいいかなと思うじゃないですか。で、ひとつ回線を止める前にミスったなと思ったのが、iPhoneの中身を遠隔消去しておけばよかった。でも、iPhoneを消すと「iPhoneを探す」が使えなくなるので、さっきまでやってた追う楽しみみたいのがなくなるわけですよ。

カリー 楽しみって(笑)。

マッキー 基本的には楽しかったですよ。「iPhoneを探す」を見ているときノリノリで、「キャプチャー撮りまくってこれGIF映像にしようぜ」とかって言ってましたし。

じまP そうやって楽しんでいる間、ずっと不正利用されるリスクはずっと発生しているわけですけどね。

中身は消さなかった


(次ページでは、「やっぱり重要なのは基本なのですよ!」)

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