Macのノートブックを外で使う際、他人に中身が見られないようパスワード入力を設定している人は多いだろう。むしろログイン時とスリープからの復帰時は、セキュリティー上、パスワードを設定しておくべきだ。
しかしロックしたMacのノートブックを紛失すると、善良な人が拾ってくれたとしても手がかりは見つけられない。日本では遺失物が戻ってくる可能性が高いため、ログイン画面に連絡先を記しておけば、マシンの中身自体を見られることなく連絡を受けられる可能性がある。もしものときの保険として設定しておくのはありだろう。
まずMacの「システム環境設定」から「セキュリティとプライバシー」を開き、「一般」タブを選択する。設定ダイアログ左下のカギを解除したら、「画面がロックされているときにメッセージを表示」にチェックを入れ、「ロックのメッセージを設定…」をクリックする。
表示されたテキストボックスに文章を入力したら「OK」をクリックし、再びカギをロックすれば設定完了だ。比較的他人に知られても問題がない、電話番号かメールアドレスなど入力しておくといいのではないだろうか。
もっともこれはあくまで拾い主頼みのテクとなるので、もしMacのノートブックをなくしたら、まずは警察に届け出ることが基本だ。iCloudの「Macを探す」機能も合わせて使いながら、不正利用される前に見つけ出すようにしたい。