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au冬モデルは4G LTE対応スマホ9製品 通信速度も速いぞ! 第4回

今度の「HTC J」は、フルHD液晶搭載のau冬スマホ最強機

2012年10月17日 21時15分更新

文● ASCII.jp編集部

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 au冬スマホの中でも、最もハイスペックで、一番注目されると思われるモデルが、「HTC J butterfly HTL21」だ。日本特化モデルとして登場した夏モデルの「HTC J」の後継機となり、WiMAXではなく、LTE対応モデルとして登場した。

 まず、ディスプレーは5型でフルHD解像度(1080×1920ドット)。フルHDディスプレー搭載機は、ここまで発表されてきたドコモ/ソフトバンクの冬スマホにもなく、唯一の存在である。

 もちろん、それ以外のスペックについてもすべてハイエンド級。CPUはクアッドコアの「Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GH」、OSも最新のAndroid 4.1。

 国内ユーザー向け機能も充実しており、FeliCa/ワンセグ/赤外線に加えて、夏モデルのHTC Jでは未サポートの防水も対応(防塵は非対応)。やはり夏モデルでは対応していなかった、3Gで下り最大9.2Mbpsの「WIN HIGH SPEED」も利用できるようになっており、LTE圏外でも高速通信が可能である。

カラバリは左から赤/白/黒

 従来機で好評だったカメラ機能も強化されている。従来はメインカメラのF値2.0の明るいレンズが魅力だったが、インカメラも同様のF値2.0であるほか、画素数も約210万画素にアップ。自分撮りや友達と一緒に写真に収まるのに便利だ。また、リアカメラもより広角になっている。

 発売は12月上旬。残り8機種は11月2日に一斉発売だが、本モデルのみスペックが高い分、少し先になっている。

5型というととても大きいというイメージが先行するが、9.1mmの薄さに加えて、140gという重量がちょっと驚くほど軽く感じられ、“butterfly”という商品名にも納得させられてしまう

黒の背面のマット系塗装は、全モデルと共通。滑りにくく実用的だ

個人的なオススメは黒か赤だが、白の透明感も魅力的である

ウィジェットやキー周りなど、デザインは前モデルを継承している印象だ

製品版で変更があるかもしれないが、防水対応ということでカバー類はやや固め

従来モデルの「HTC J」と比較したところ。純然たるサイズでは確かに大きい

スペック的に抜けている、HTC J butterflyだけは発売日はちょっと先である

au「HTC J butterfly HTL21」の主なスペック
メーカー HTC
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約71×143×9.1mm
重量 約140g
CPU Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz
(クアッドコア)
メモリー容量 ROM:16GB/RAM:2GB
外部メモリー microSHDC(最大32GB)
OS Android 4.1
LTE対応
WIN HIGH SPEED
無線LAN 2.4/5GHz対応
テザリング ○(最大8台)
国際ローミング CDMA/GSM/W-CDMA
カメラ画素数 リア:約800万画素CMOS/イン:約210万画素CMOS
バッテリー容量 2020mAh
FeliCa ○(+NFC)
ワンセグ
赤外線
防水/防塵 ○/×
SIM形状 microSIM
連続待受時間(3G/LTE) 検討中
連続通話時間(3G) 検討中
カラバリ 赤/白/黒
発売時期 12月上旬

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