このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第21回

HTCの本気モード全開スマホ「HTC J」は物欲を刺激する

2012年05月30日 12時00分更新

文● ヤシマノブユキ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

デザインと機能を兼ね備えた本気端末

 2009年7月。日本初のAndroidスマホ「HT-03A」を発売したのが台湾のHTCだった。約3年後の今年5月。同社製Androidスマホとして国内通算8機種目となる「HTC J ISW13HT」はKDDIと協力し、国内向けに開発した特別な端末だ。

 注目はデザインと機能を兼ね備える点。一般的に、海外メーカー製端末は「デザインは優れているが、日本で標準となっている機能がない」傾向がある。だがHTC Jは違う。おサイフケータイやワンセグ/赤外線/緊急速報メールといった国内で人気の機能を搭載した。防水・防塵に非対応なのとストラップ穴がない点を除けば、海外端末で珍しいほぼ全部入りだ。

美しく持ちやすいデザイン

 ボディー前面に曲面ガラスを採用。ディスプレーの端をよく見ると、わずかに丸みを帯びているのが分かる。日本人好みの柔らかな印象を与えると同時に、背面周囲にもやや丸みを持たせることで、手の平にフィットするようデザインしてある。ボディーの幅は66mmと比較的太めだが、デザイン上の工夫により持つと細く軽く感じる。

直線を活かしたシンプルなデザインだが、前面の曲面ガラスが柔らかな印象を与える

日本人の好みに合わせ、背面ロゴの色を薄くし、目立たないようにした配慮に好感が持てる

どこから見てもスッキリしたデザイン。音量下キー(本体右側)と電源キー(本体上部)の同時長押しでスクリーンショットを撮影できる

防水端末ではないが、ヘッドホン端子(右)はキャップで隠せる。ただし開け閉めしにくいのが難点

au「HTC J ISW13HT」の主なスペック
メーカー HTC
ディスプレー 4.3型有機EL
画面解像度 540×960ドット
サイズ 約66×132×10.0mm(最厚部11.2mm)
重量 約142g
CPU Snapdragon S4 1.5GHz(デュアルコア)
OS Android 4.0
WiMAX対応
WIN HIGH SPEED ×
国際ローミング CDMA/GSM/UMTS
カメラ画素数 リア:約800万画素CMOS(裏面照射型)/イン:約130万画素
バッテリー容量 1810mAh
FeliCa
ワンセグ
赤外線
防水 ×
Eメール(@ezweb.ne.jp)
Cメール
連続待受時間 約310時間
連続通話時間 約560分
カラバリ レッド、ホワイト、ブラック

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン