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au冬モデルは4G LTE対応スマホ9製品 通信速度も速いぞ! 第16回

【フォトレポ】auの要注目冬モデルをネッチリと触りまくってきた

2012年10月18日 20時09分更新

文● ヤシマノブユキ

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人気端末が着実に進化を遂げた
auの冬スマホたち

 auが発表した2012年冬スマホは計9機種(+タブレット1機種)。全機種下り最大75Mbpsの高速通信「4G LTE」に対応するほか、ワンセグ/おサイフケータイ/赤外線/防水/Wi-Fiテザリング/緊急速報メールもほぼ全機種に搭載される(GALAXY S III Progreのみ赤外線と防水は非搭載)。

 ここでは気になる端末を中心に、写真とともに紹介していく。

auとHTCが共同開発したHTC Jが大きくなった!
HTC J butterfly

 好評だった「HTC J」の後継端末。背面の質感はカラーバリエーションごとに異なる。「白」とプロモーションカラーの「赤」は光沢が美しく、「黒」はマットでザラッとした手触りが印象的だ。本体サイズは幅71mm、重量140gとやや大きいが、厚さ9.1mmと実はスリム。

 持ったときのバランスもよく、スペックほどのズッシリ感はない。とくに「赤」は、HTC Jのレッドから青味を省き、パールの粒をより細かく塗装してあるため、さらに美しさを増している。なお、“butterfly”という名称は「ボディーが薄く、ディスプレーが綺麗」というところから命名したとのこと。

 ディスプレーサイズは冬モデル最大となる5型。解像度はなんと、国内スマホ最大のフルHD(1080×1920ドット)と超高精細である。画像やウェブサイトはまるで紙に印刷されたかのように美しい。1インチあたりのピクセル数は440ppiで、iPhone 5のRetinaディスプレイ(640×1136ドット、326ppi)を大きく上回る。CPUは、HTCの国内向けスマホ初搭載となる1.5GHz動作のクアッドコア。3Dマップの閲覧やストリーミング動画視聴など、あらゆる操作がまったくストレスなく行なえた。防塵には非対応だが、防水に対応したのも日本でリリースされたHTCスマホでは初めだ。

 冬モデルで唯一、OSにAndroid 4.1を搭載する。Wi-Fiテザリングのオンオフは、ホーム画面のウィジェットで切り替えられる。テザリングの同時接続台数は、冬モデルのほとんどが10台だが、butterflyは最大8台まで。

 そして、背面カメラ、正面カメラがともに進化した。画角88度の広角レンズを搭載しているのだ。一般的な広角28mmレンズですら画角は75度なので、同じ距離から撮影するのであれば、butterflyのカメラの方がより広範囲を撮影できる。例えば、うしろに下がれない車内のような狭い空間でも4人並んで撮影できるだろう。さらに、F値2.0なので明るい画像も撮影できる。

HTC Jでも好評だった、各種ネットワークのオン/オフができるウィジェット

スマホとしては超広角のレンズを採用したので、狭いところでも集合写真が撮りやすくなった

オンラインストレージやSNSのアカウントに標準で対応し、DropboxやFacebookなどにある画像を、標準搭載の「ギャラリー」アプリで閲覧できる。また、標準搭載の「メモ」アプリとEvernoteを双方向に同期できるのも便利だ

バッテリーは2020mAhと大容量だが、背面カバー自体がなく、取り外せない。また、ストラップ穴もナシ。microSIMカードとmicroSDカードは上部スロットから出し入れする。microUSB端子は下部に搭載

「HTC J」と異なり、残念ながらBeats Electronics製ヘッドフォンは付属しない。しかし、butterfly自体は「Beats Audio」に対応済みなので、市販のBeats Audio対応ヘッドフォンを差し込めば良サウンドを楽しめる

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