最新製品をガッツリまとめた、特集1「最新モデル速攻レビュー」
── MacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、新しモノ好きなら所有欲が満たせますよね。
吉田 「分かってる」Macユーザーが買うならMacBook Pro Retinaディスプレイモデル、一般的なユーザーならMacBook Proも十分購入候補だよ。
そもそもMacBook Pro Retinaディスプレイモデル向けには、FireWireや有線LANのThunderbolt変換アダプターが用意されているけど、双方向10Gbpsの超高速ポートに800MbpsのFireWire 800(IEEE1394b)や1Gbpsの有線LANアダプターをくっつけちゃうのははっきりいって性能が台無し。
そういう意味でも「普通」のMacBook Proの魅力が増している。MacBook Proの上位と、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの下位が同じ価格っていうのは、うまいやり方だよね(「MacBook Pro Retina」は“金の卵”となるか?」)。
MacPeople 8月号の特集1「最新モデル速攻レビュー」では、そんなMacBook Air/MacBook Pro/MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの魅力をガッツリまとめました。おなじみのロジックボードも掲載しています。さすがに全機種は編集部で買えないので、一部の機種は編集者の私物を分解しました(笑)。
密接に連携する「iOS 6」「OS X Mountain Lion」、
特集2「来たるべき新世代OS:OS X Mountain Lion + iOS 6」
── MacPeople 8月号は、特集1以外はどんな内容ですか?
吉田 特集2の「来たるべき新世代OS:OS X Mountain Lion + iOS 6」では、iOS 6とOS X Mountain Lionの新機能をまとめました。記事を作っていて感じたんだけど、OS XもiOSも別々に紹介するんじゃなくて、まとめて紹介したほうが、より素晴らしさがわかると思います。もう、切り離せないんじゃないというぐらい、iOS 6とMountain Lionは密接に連携してる。
iOS 6で期待と心配が入り交じるのは、「マップ」アプリとSiriの刷新かな。Google マップから独自地図アプリに切り替えて、北米以外もしっかりサポートできるのか不安だよね。あとSiriが賢くなったのはいいんだけど、これもやっぱ北米限定ネタになるなら悲しい。