MacPeople 2012年2月号から連載が始まった「ユザーンの川越コンピューター学園」。7回目のゲストは青春不条理ギャグマンガの先駆者うすた京介さん! ワルかったという学生時代の話や、「週刊少年ジャンプ」誌に初めてマンガが掲載されたときの話を聞かせてくれました! そんな連載の模様をASCII.jp読者の皆さまに少しだけお見せいたします!!

今月の転入生:うすた京介(うすたきょうすけ)
'74年生まれ。熊本県出身の漫画家。主に(株)集英社の「週刊少年ジャンプ」誌でギャグ漫画を発表。'96年に「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん」で連載デビューし、社会現象になるほどの人気を獲得する。そのほかの代表作には「ピューと吹く! ジャガー」がある。TwitterIDは「@k_usuta」
「すごくワルかったね、あのころは」
ユザーン なんだか違和感なく似合ってますよね。学ラン着たことありました?
うすた 中学の制服が普通にこれだったからね。高校もこの形だったんだけど、なぜか色が紺だった。

ユザーン 懐かしい感じとかします?
うすた うーん。こんなのだったかな、っていう気がしてる。なんだか俺がむかし着てたやつより素材感がいいよね。
ユザーン うすたさんはどんな学生生活を送ってたんですかね。
うすた すごくワルかったね、あのころは。
ユザーン え、不良だったんですか! それはけっこう意外だな。例えば、どんな悪いことしてました?
うすた 例えば、か。高校は美術科に行ってたんだけど、美術棟が校門の真横だったのね。だから普通科の生徒たちが下校するときに、見つからないように銀杏を投げてぶつけたりしてた。
ユザーン ……。それ、ただのちょっとしたイタズラですよ。
うすた 「おーい!」って呼びかけておいて、すぐに隠れちゃうとかね。そういう悪いこと、いっぱいやってたよ。
ユザーン はぁ。
うすた あとはね、モチーフって知ってる? デッサンとかするための石膏像とかなんだけど。机を積み重ねて、幕みたいなのをかけた上にモチーフを置いてあるんだ。で、その幕の中に潜って隠れてたりとかさ。
ユザーン なんだか地味な不良ですね。
うすた いやぁ、とにかくワルだった。
ユザーン もうこの話はいいです(笑)。うすたさん、マックユーザーでしたよね。
うすた マックはG5(Power Mac G5)を持っていて、もともとはマックだけを使っていたんだけど、最近、自宅での仕事用にウィンドウズも入れたんだ。いまメインはウィンドウズかな。
ユザーン あれ、そうなんだ。マックよりウィンドウズのほうが便利なところは何かありますか?
うすた やっぱりあれだね。マウスに付いてる、画面をスクロールできるやつ。
ユザーン スクロールホイールかな?
うすた そうそう。あれが使いやすいのが、ウィンドウズのいいところだよね。
ユザーン それ、ウィンドウズは関係ない気が……。アップルストアとかで、よさそうなホイール付きのマウス買ってきたらよかったんじゃないですかね。
うすた え、マックにもあれ付けられるの!? 知らなかった。
この続きはMacPeople 2012年8月号で!
U-zhaan(ユザーン)
インドの打楽器「タブラ」の奏者。ザキール・フセイン氏、オニンド・チャタルジー氏に師事するため毎年インドに出かけている。インドでつぶやいたTwitterのコメントをまとめた書籍「ムンバイなう。」((株)スペースシャワーネットワーク刊)が好評発売中
文/U-zhaan
スタイリング/志葉則行
