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International CES 2012特集 第1回

Acer、電動開閉ポート装備のUltrabook Aspire S5を発表

2012年01月09日 08時39分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 1月10日から米国ラスベガスにて開催される、米国最大の家電見本市「International CES 2012」に合わせて、台湾のエイサーは8日に記者説明会を開催し、新型Ultrabook「Aspire S5」を始めとした新製品を発表した。

開閉式コネクターにはThunderbolt装備!
Aspire S5

Aspire S5

 新しいUltrabook製品であるAspire S5は、最厚部で15mmという薄さとノートパソコンとしての拡張性を両立するために、本体後端に開閉式のI/Oポート「MagicFlip I/O port panel」を搭載するのが大きな特徴である。キーボード右にある「MagicFlipキー」を押すと、電動でパネルが開いてコネクターが露出。フルサイズのHDMI出力端子などが顔を出す。端子類はHDMI出力やUSB 3.0のほかに、アップルがMacBookシリーズに搭載して話題となった高速汎用インターフェース「Thunderbolt」も装備している。

MagicFlip I/O portを開いた状態。端子類は左から、HDMI出力、USB 3.0×2、Thunderbolt

キーボードの右側にある「MagicFlipキー」(赤丸内)を押すと、MagicFlip I/O portが電動で開く

講演スライドより。閉じた状態(左)と開いた状態はこのように変化する

S5の側面。厚みは最厚部でも15mmという

 詳細な仕様は公開されていないが、ディスプレーは13.3型で本体質量は約1.35kg。CPUはおそらく次世代のCore iプロセッサー「Ivy Bridge」世代の超低電圧版を使用するものと思われる。ストレージはSSDを採用する。スリープ状態から1.5秒で復帰する「Acer Green Instant On」と称する高速起動機能も備える。

 発売は2012年第2四半期とやや先で、価格イメージも公表されていないが、楽しみな製品となりそうだ。

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