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International CES 2012特集 第10回

2012年が最後のCESに マイクロソフトが残すメッセージとは?

2012年01月13日 15時30分更新

文● 塩田紳二

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CESとマイクロソフトが歩んだ15年の歴史をイメージした写真のコラージュを額に入れて、スティーブ・バルマー氏(右)に進呈する、CESの主催団体である全米家電協会会長のゲイリー・シャピロ氏(左)

 マイクロソフトは2011年末、これまで15年間参加してきた「International CES」への参加を2012年限りで終了し、以後はプライベートイベントなどに集中すると発表した。つまり今年のCESで、マイクロソフトが大規模に参加するのは最後となる。

 そこで本稿では、マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏によるCES基調講演などを振り返りながら、マイクロソフトにとってCESとは何だったのかを考えてみたい。

テレビ司会者を相手に
Windows PhoneやWindows 8を語るバルマー氏

バルマー氏(右)による、最後のCES基調講演の様子。左はテレビ番組司会者などで有名らしい、聞き手役のライアン・シークレスト氏

 今回のスティーブ・バルマー氏による基調講演では、冒頭で米国のテレビ番組などの司会を務めるライアン・シークレスト氏が登場。バルマー氏とシークレスト氏による対談を軸に展開する構成となっていた。ちなみにシークレスト氏は、アメリカのアイドル発掘番組である「アメリカン・アイドル」の司会者などを務めている。

 講演の最初に紹介されたのは「Windows Phone 7」だ。OS自体は昨年リリースされたものだが、ノキアやHTCの新製品を披露しながら、その機能が披露された。とはいえすでに発売中のOSの話題だけに、特に目新しいものはない。

ノキアの「Lumia 900」やHTC製端末など、講演中では最新のWindows Phone端末が紹介された

 Windows Phone 7に続いては、Windows 8の話題だ。しかし、これもすでに昨年9月のイベント「build」や、昨年12月の「Windows Store」の発表などで紹介されている内容だった。デモではWindows 8のホーム画面に当たる「スタートスクリーン」やMetro Styleのアプリケーションを見せた程度と、こちらも新しい情報はない。

Metro Styleアプリのストアとなる「Windows Store」のデモ

 昨年9月にプレビュー版が公開されたWindows 8だが、今年2月にはβ版の公開が予定されている。またその時点で、アプリケーション配布サイトとなるWindows Storeのテスト運用が開始される予定だ。CES会場での注目度も高く、Windows 8の体験コーナーには常に人だかりが絶えない。講演での新情報といったものはなくても、米国の消費者や小売り関係者の注目は高いようだ。

大画面タッチディスプレーでスタートスクリーンを触る人々。開発者ではないほとんどの来場者にとって、実際にWindows 8を触れる機会は初めてだろう

 Windows 8の紹介の中では、サムスンのウルトラブック「Series 9」も紹介された。この製品は、8日にAcerが「厚さ15mmの世界最薄Ultrabook」として「Aspire S5」を発表した翌日に、それをしのぐ厚さ12.7mmで世界最薄の座を奪ったマシンである。

Aspire S5から世界最薄Ultrabookの座を1日で奪ったサムスン「9」シリーズ

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