1システムにHDDを最大384台搭載可能!
日本SGI、最大1PBのストレージ「InfiniteStorage 5500」
2011年07月05日 06時00分更新
7月4日、日本SGIはRAID型ストレージシステム「SGI InfiniteStorage」シリーズのミッドレンジモデル新製品「SGI InfiniteStorage 5500」を発売した。
SGI InfiniteStorage 5500は、1システムあたり最大約1ペタバイトを実装可能で、2種類のホストインターフェイスと3種類のディスクドライブを用途に応じて選択できるRAIDストレージ製品。企業や研究所における大規模な映像データの管理や大容量のデータ解析、仮想化環境でのデータ管理、科学技術計算分野における大規模な並列ファイルシステムでのデータ管理などの用途に対応する。
選択できるホストインターフェイスは、転送速度8Gbpsのファイバチャネルと40Gbpsの「InfiniBand QDR」。ディスク接続のインターフェイスは6GbpsのSASで、ディスクドライブには1万5000回転のHDD、7200回転のHDD、そしてSSDが用意される。
サイズは4Uと2Uで、4U筐体には3.5インチドライブを最大60台内蔵できる。また、2U筐体には3.5インチドライブを12台、もしくは2.5インチドライブを24台まで搭載可能だ。1システムあたりの最大ドライブ数は384台となり、3TBのHDD選択時には、最大約1ペタバイトの大容量を実現する。
価格は、981万6000円から。出荷開始は7月下旬の予定だ。
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