ホストインターフェイスに「InfiniBand FDR」を採用

最大6.7PBに！RAID型ストレージ「SGI InfiniteStorage 17000」

　10月11日、日本SGIはRAID型ストレージシステム製品群「SGI InfiniteStorageシリーズ」の最上位モデル「SGI InfiniteStorage 17000」を発表した。

RAID型ストレージの新製品「SGI InfiniteStorage 17000」のコントローラー

　SGI InfiniteStorage 17000は、サーバー・ストレージ間を接続するホストインターフェイスに最新の「InfiniBand FDR」を採用。これにより、従来モデルの4倍という、最大40GB/sの実行帯域幅を実現する。また、ディスク間の入出力性能は140万IOPSで、従来モデルの1.4倍に向上している。

　加えて、大容量・高密度化への対応も一段と強化している。発売時点では、ディスクドライブを格納する高さ4Uの高密度筐体（エンクロージャ）に3.5インチドライブが最大60ドライブ搭載可能で、3TBのHDDを使用した場合に1システムで600ドライブ、最大1.8PBの容量を確保できる。

「SGI InfiniteStorage 17000」のディスクエンクロージャ

　そして、2013年第1四半期にはさらなる高密度化を図ったエンクロージャを出荷予定で、1システムで1680ドライブ／4TB HDD利用時で最大6.7PBの大容量が実装可能となる。

　SGI InfiniteStorage 17000の価格は、5エンクロージャ（60bayエンクロージャ／SATA 200TB構成時）で6337万5000円。出荷予定は12月末だ。

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