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鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」 第32回

新高画質エンジン搭載で画質も使いやすさもさらに向上

2D画質極まる!? 東芝「REGZA Z2」の実力に迫る

2011年04月06日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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新しい操作メニューや高速表示の番組表など使い勝手も強化

「レグザメニュー」の「見る」のアイコン表示。録画リストや番組表などをここから呼び出せる

「レグザメニュー」の「見る」のアイコンを選択。録画リストや番組表などをここから呼び出せる

USB機器やSDメモリーカードなどのコンテンツを再生するため「メディアプレーヤー」や、動画配信サービスなどを呼び出せる「ブロードバンド」などを用意する

 外観以上に大きく変わっているのが、新しい操作メニューだ。リモコンの「レグザメニュー」ボタンを呼び出すと、画面にアイコンが現われる。アイコンは上下2段の形で表示され、下側のアイコンを切り替えると上部にあるサブメニューアイコンが切り替わる。簡単なだけでなく、機能の選択がしやすくなっている。

 メニューには録画予約や番組再生、ネットワーク機能のほか、入力切り替えなどのよく使う機能が用意されており、普段のテレビ視聴ならばこのメニューだけで手軽に操作できる。アイコンの切り替えなどの動作も素早く、快適なレスポンスだ。このあたりもレグザエンジンCEVOの処理能力の賜物だろう。

レグザ番組表の画面。基本的なデザインは共通だが、「おすすめサービス」との連動で、録画ランキングの高い番組などには王冠マークが表示されるようになった

レグザ番組表の画面。基本的なデザインは共通だが、「おすすめサービス」との連動で、録画ランキングの高い番組などには王冠マークが表示されるようになった

ネットワーク接続をすると利用できる「おすすめサービス」。BDレコを含むレグザユーザーの録画ランキングをジャンル別に表示できる

ネットワークに接続すると利用できる「おすすめサービス」。BDレコーダーを含む、レグザユーザーの録画ランキングがジャンル別に表示できる

 番組表の起動も高速化され、従来は約1.8秒かかっていた表示が、約0.3秒に短縮された。番組表ボタンを押した瞬間に表示が切り替わり、実に気持ちがいい。録画予約だけでなく、裏番組のチェックなど、頻繁に番組表を見ることの多い人にはありがたい進化だ。

 ネットワーク接続により、ほかのユーザーの録画ランキングなどを表示できる「おすすめサービス」も番組表と連動するようになり、人気のある番組に王冠マークが付与される機能も追加された。番組表自体のデザインは変わっていないが、より使いやすい改善が加わっている。

BSデジタルの3D放送で使われることの多い“サイド・バイ・サイド”や“トップ・アンド・ボトム”方式の3D映像を2Dで表示できる

BSデジタルの3D放送で使われることの多い“サイド・バイ・サイド”や“トップ・アンド・ボトム”方式の3D映像を2Dで表示できる

設定の「3D2D変換確認表示」では、3Dから2Dへの変換を確認する画面の表示も切り替えられる

設定の「3D2D変換確認表示」では、3Dから2Dへの変換を確認する画面の表示も切り替えられる

 ユニークなのは、3D映像関連の操作メニューが増えたこと。本機は3D非対応のはずなのになぜ? と思ったが、実は3D映像を再生したときに2Dに変換して表示するための機能だ。

 Blu-ray 3Dソフトならば、BDレコーダー側で3D再生を行なわないように設定できるが、BS放送などの3D番組は、映像が2分割された「サイド・バイ・サイド」映像になることがある。それらをZ2の設定により、通常の2D表示で見られるというわけだ。

 このほか、録画機能はほぼ同様で、地デジ3チューナー内蔵により、ダブル録画+地デジ視聴が可能など基本機能は変わらない。2番組同時録画時でも自動的に両方のチャプターを分割してくれる「Wマジックチャプター」機能なども継続だ。外付けUSB HDDは、最大4台の同時接続ができ(登録は8台まで可能)、録画した番組をネットワーク経由でBDレコにダビング出力できる「レグザリンクダビング」も可能だ。

 ちょっと気になる点としては、本機からLAN HDDへの予約録画ができなくなったことだ。USB HDDではなく、NASに直接録画をするといった使い方をしている人にとっては多少気になるかもしれないが、「レグザリンクダビング」を使えば、DTCP-IP対応のNASへのダビングは従来通り可能だ。

 NASにダビングすれば、ほかのDLNA/DTCP-IP対応クライアントで再生できるので、実用上のデメリットはほとんどない。

動画投稿サイト「YouTube」の画面。テレビ表示用に最適されたデザインで、リモコンでも快適に操作できるインターフェースの「YouTube XL」に対応

動画投稿サイト「YouTube」の画面。テレビ表示用に最適されたデザインで、リモコンでも快適に操作できるインターフェースの「YouTube XL」に対応

パソコンで見慣れた表示形式の「標準版」にも切り替えが可能。横長のワイド画面で見ると、右側の余白が目立つ

パソコンで見慣れた表示形式の「標準版」にも切り替えが可能。横長のワイド画面で見ると、右側の余白が目立つ

 ネットワーク機能としては、新たに「YouTube」が加わった。ただし、独自のUIを搭載するのではなく、YouTubeのテレビ用UIである「YouTube XL」に対応した形だ。スマートフォンで快適に操作できる「レグザAppsコネクト」にも対応し、「REGZA Phone」との連携機能も加わった。REGZA Phoneで撮った静止画をLAN経由で画面表示できるようになった。

東芝のポータルサイト「テレビサーフfor REGZA」の画面。ニュースなどの情報のほか、東芝のホームページにもジャンプできる

東芝のポータルサイト「テレビサーフfor REGZA」の画面。ニュースなどの情報のほか、東芝のホームページにもジャンプできる

ネットワーク設定では、「レグザAppsコネクト設定」が追加された。対応するスマートフォンなどの登録などを行なう

ネットワーク設定では、「レグザAppsコネクト設定」が追加された。対応するスマートフォンなどの登録などを行なう

「レグザリンク」の機器選択画面。HDMIやLANでつながったサーバー機器が表示され、リモコンで操作できる

「レグザリンク」の機器選択画面。HDMIやLANでつながったサーバー機器が表示され、リモコンで操作できる

HDMI連動機能の設定。電源連動などの各種動作を個別に設定できるようになっている

HDMI連動機能の設定。電源連動などの各種動作を個別に設定できるようになっている

 Windows 7対応など、もともと充実したネットッワーク機能を備えているので、これ以上の高機能を望むほどではないが、ソニーやパナソニックが意欲的に動画配信サービスをはじめとするネットワーク機能の強化を進めていることに比べると、多少の温度差を感じる。このあたりは、今後の市場動向次第で大きな変化もありうるだろう。

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