このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

物欲AVコモノ道 第71回

iPhoneでサラウンド再生を実現する「iWOW-02」を試す!

2010年10月19日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 相変わらずiPhone/iPodの人気は高く、それに呼応するように対応する周辺機器も続々と登場している。そうした周辺機器の1つとして、CEATEC JAPAN 2010の会場で目にとまったのがSRS LabsのiPhone用「iWOW」アダプターである「iWOW-02」である。

 SRS Labsはサラウンド再生技術をさまざまなメーカーに提供しており、たとえば11月上旬に発売予定のHTC製Android端末「HTC Desire HD 001HT」にも、SRSのバーチャルサラウンド技術が組み込まれている。

 こうしたSRSの音響技術をiPhoneで手軽に楽しめるように開発されたのがiWOW-02だ。

 残念ながら国内では未発売(年末発売予定)だが、CEATEC JAPAN 2010において参考展示されており(関連記事)、話題を集めていた。今回は海外で市販されている製品でその効果を試してみた。


iPhone 4には非対応、ということになっているが……

iWOW-02本体(左)と付属のアタッチメント(右)

iWOW-02本体(左)と付属のアタッチメント(右)

 iWOW-02はiPhone/iPod(touch)本体にDock端子経由で取り付けるアダプターと、設定などを行なうアプリケーションに分かれている。アダプターには効果のオン/オフ、そしてボリューム調整するためのボタンがそれぞれ用意されているほか、本体下部にアナログミニジャック端子がある。ここにイヤフォン、あるいはスピーカーなどを取り付けて利用する。

 本製品は正式にはiPhone 4には非対応となっている。理由はアダプターとiPhone/iPodの間に装着するアタッチメント(同梱)の形状が、iPhone 4に合わないため。しかし、アタッチメントなしでの装着を試してみたところ、動作自体は問題なかった。

iPhone 4と接続した状態。このまま持ち歩くのはちょっと躊躇する

iPhone 4と接続した状態。このまま持ち歩くのはちょっと躊躇する

 ただしアタッチメントなしでは固定が不安定で、そのままポケットに入れて持ち歩くとコネクターの破損などを招きかねない。なので今回は机上に置いて使うときのみiWOW-02を装着した。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中