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週刊 PC&周辺機器レビュー 第67回

高解像度とタッチが光るUSBモニター LCD-USB10XB-T

2010年08月12日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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タッチパネル機能はWindows標準ではなく独自

タッチパネル機能搭載

LCD-USB10XB-Tのタッチパネル機能は、EETIの独自ソフトで実現している

 LCD-USB10XB-Tのもうひとつの売りであるタッチパネル機能は、ちょっと変わっている。Windows 7/Vistaが標準で持つタッチ機能ではなく、台湾eGalax_eMPIA Technology社(EETI)のソリューションによってタッチ機能を実現しているのだ。

システムのプロパティ画面

LCD-USB10XB-Tを接続した状態のシステムのプロパティ画面。赤枠内のとおり、Windows自体はタッチパネルとして認識していないが、タッチパネルとして使える

 センサーは抵抗膜方式で、指やスタイラスペンでの操作が可能。シングルタッチのみで、マルチタッチには対応しない。標準設定の場合、通常のタッチは左クリックに、タッチしたまま1秒ほど動かさずにいると右クリックとなる仕様である。なお、Windows 7/Vistaのタッチ機能では、タッチしたままでいると指の周囲を青いリングが囲んで右クリック操作になったり、Internet Explorerのページ上で指を上下に動かすとスクロール操作になるが、LCD-USB10XB-TではそうしたWindows標準機能は使えない。

 その代わりというわけではないが、タッチ機能の設定ソフト「eGalaxTouch」は細かいカスタマイズが可能になっている。操作のキャリブレーションはもちろん、指が触れたときをクリックとするか、離れたときをクリックとするかといった判定方法を変えたり、ダブルクリックの待受時間なども細かく設定できる。また、タッチ操作に応じたブザー音を鳴らすことも可能だ。

設定ソフトの画面

設定ソフトの画面。細かい項目まで調整できる

タスクトレイアイコンから設定変更

タッチ設定の変更は、常駐しているタスクトレイアイコンからも簡単に可能

キャリブレーション設定

キャリブレーション設定。画面の四隅を15秒ほどタッチするだけ。タッチの精度は意外にいい

 「サブディスプレーにタッチパネル機能が必要か?」については意見が分かれるだろう。記者はiPhone/iPadでアプリケーションのタッチ操作に慣れてしまっているので、あった方が便利と感じている。不要なら、タッチパネルドライバーをインストールしないで使うという手もある。

 LCD-USB10XB-Tは適度なサイズと解像度で、非常に使い勝手のいいUSBディスプレーに仕上がっている。しかし、10型サイズのUSBディスプレーでは、センチュリーが1366×768ドットの「LCD-10000U」というライバル製品を販売している。こちらは解像度がさらに高いうえ、USBバスパワーで駆動する(電力が不足する場合はUSBポートを2つ使用して駆動)。そのかわりタッチパネル機能はない。

 価格面では、LCD-USB10XB-Tが直販価格で1万6800円、LCD-10000Uが同1万9800円と、タッチパネルの付加機能があってもLCD-USB10XB-Tの方が3000円ほど安い。どちらも魅力的だが、適度な解像度でコストパフォーマンスに優れたLCD-USB10XB-Tは、気軽に買えて実用性も高い、優れたサブディスプレーと言えるだろう。

LCD-USB10XB-T の主な仕様
パネルサイズ 10型ワイド(ノングレアタイプ)
解像度 1024×600ドット
視野角 左右80度、上下45度
最大輝度 144cd/m2
コントラスト 500:1
応答速度 8ms
映像入力 USB
サイズ(専用スタンド利用時) 幅247×奥行き84×高さ159mm
質量 約830g
価格 オープンプライス(直販価格 1万6800円)
■Amazon.co.jpで購入

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