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いま旬のビジネスPC第16回

液晶一体型は企業導入にメリットを提供できるか

Lenovo対HP、注目の液晶一体型PCを比較する

2010年08月09日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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今回は通常とは異なり、比較形式でHPとレノボという2つの液晶一体型PCを紹介する

大画面で省スペース、そして価格も求めやすく

 昨今ビジネス用途でも広く使われるようになってきたノートPC。しかし、設置性や可搬性には優れるが、液晶ディスプレーは小さく、キーピッチが狭いものも多い。一方、デスクトップ(本体とディスプレーが分かれたタイプ)は、液晶ディスプレーの大きさを自由に選択できるが、ケーブリングに手間がかかるうえ、設置スペースも広くなりがちだ。

 それでは、本体と液晶ディスプレーがひとつの筐体にまとまっている一体型PCはどうだろうか? ケーブリングが手軽で、フットプリントが抑えられる。操作性という面でも、デスクトップ用のキーボードとマウスを使用するため、快適性を損なわない。液晶ディスプレーのサイズは固定となるが、現在ではフルHDに対応した21.5型ワイド以上が主流になりつつあり、解像度が高く、文字も大きく表示されるといったメリットがある。

 省スペース性というのは日本特有の問題という面もあるので、これまでの液晶一体型PCは国内メーカー製がほとんどだった。値段も割高で導入に躊躇する面もあった。しかし、昨年あたりからレノボ、デルといった海外メーカーも次々に新製品を投入しており、選択肢が急速に増えた。

 今回はそんな中から、日本HP初となる一体型PC「HP Compaq 6000 Pro All-in-One Desktop PC」(以下、Compaq 6000)と、レノボ・ジャパンが最近販売を開始した「ThinkCentre M90z All-In-One」(以下、M90z)の二機種を取り上げ、比較してみた。


HP Compaq 6000 Pro All-in-One Desktop PC

「HP Compaq 6000 Pro All-in-One Desktop PC」

 Compaq 6000は、フルHD対応の21.5型ワイド液晶ディスプレーを搭載した一体型PCだ。最小構成時は、Celeron E3300(2.5GHz)、PC3-10600準拠のDDR3メモリーを2GB、250GBのHDDを搭載する。OSはWindows 7 Professional 32bit版を採用し、直販価格は8万4000円からとなる。

 8月上旬には、OSにWindows 7 Home Premiumを採用したモデルも登場予定だ。最小構成内容は上記と変わらないが、直販価格は7万9800円からとなる。

 今回評価機として用意したものは、OSにWindows 7 Professional 32bit版を採用したモデルで、BTOで選択できる最上位CPUとなるCore 2 Duo E8500(3.16GHz)、メモリーは4GBに変更してある。直販価格は10万9200円だ。


ThinkCentre M90z All-In-One

「ThinkCentre M90z All-In-One」

 一方、レノボのM90zは、フルHD対応の23型ワイド液晶ディスプレーを搭載した一体型PC。最小構成時は、Core i3-530(2.93GHz)、PC3-10600準拠のDDR3メモリーを2GB、160GBのHDDを搭載する。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版を採用し、直販価格は8万9880円からとなる。

 今回評価機として用意したものは、CPUにCore i5-650(3.2GHz)、PC3-10600準拠のDDR3メモリーを4GB、320GBのHDD、液晶ディスプレーをタッチパネル対応に変更している。OSはWindows 7 Professional 32bit版で、直販価格は15万8760円となっている。

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