サイトをさくさく巡回したい
前ページに引き続き、便利な小技系のアドオンを紹介していく。つづいてはサイト巡回に役立つタイプのアドオンだ。ページの表示そのものにかかわるところから、より調べ物がしやすくなるもの、ジャマな広告を表示しないようにするものなど、ヘビーなネットユーザーにはぜひ使いこなしてもらいたいものを選んでみた。
User Agent情報を書き換えるアドオン。Internet Explorer専用サイトやケータイ専用サイトなど、User Agentチェックで弾かれてしまうサイトをFirefoxでも利用・閲覧できるようにする。
■ Prism
Webサイトをショートカットから呼び出せるアプリケーションにしてしまう機能。右クリックメニューでショートカットに登録したサイトは、ツールバーやステータスバー、サイドバーなど不要な機能を省いた状態のFirefoxで開かれる。普通にブラウザで開くより表示領域が広くなるのもメリットだ。
■ Colt
リンクテキストとURLを左クリックメニュー1発で好みの形式にコピー。コピー形式はカスタマイズ可能。今のところカスタム形式の入力に日本語を使うと文字化けして正しく動作しないのでローマ字を使おう。
ドラッグ&ドロップ操作で検索エンジンが使えるようになる。選択したテキストをドラッグすると、各検索エンジンが割り当てられた枠が表示されるので、目当ての検索エンジンの枠にドロップすればOK。利用できる検索エンジンはあらかじめ検索バーに登録されているもの。
■ showIP
現在表示しているページのIPアドレスをステータスバーに表示。クリップボードへのコピー、各種whoisサイトでホスト情報の確認がメニューからできる。
広告フィルタリング機能。バナー画像であれば右クリックメニューで、FLASHファイルならマウスオーバーで表示される「ブロック」ボタンクリックで非表示にできる。おすすめフィルタリングリストを自動受信する機能を使うと登録作業の手間を省ける。
専用ボタンの左右クリック、もしくは2クリック以内のメニュー操作でデフォルトの表示倍率を変更できる。ディスプレイでもプロジェクターでも、いつもと違う大きさでブラウザの表示領域を見せたい時に便利だ。選べる表示倍率は30%~300%。
テキスト読み上げ機能。テキストを選択して右クリックメニューから機能を呼び出す。読み上げる内容はいったんサーバーに送られて処理される。英語のテキストであれば翻訳して読み上げてもらうこともできる。
名前の通り「ボス」機能。ボタンをクリックするとFirefoxをデスクトップから消し去る。タスクバーからも消えるが、代わりに復帰のための小さなウィンドウが残る点に注意。素早く他のウィンドウをかぶせるなりして安全を確保しよう。幸運を祈る!
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