使い始めると手放せなくなる、本気の使いこなし系アドオン
Firefoxの魅力は軽快な動作速度と豊富なアドオンにある。特にアドオンはFirefoxでしか使えない便利機能も多く、ユーザーが他のブラウザに乗り換えるのをためらう大きな理由になっている。ASCII.jpでは前回の最強アドオン50選で、初心者にも安心してお勧めできる定番アドオンを紹介した。今回は、少々取っつきにくいが、使い始めれば手放せなくなる、やや「上級者向け」の便利なアドオンを集めてきた。
作業環境を快適にしたい
まずはじめに紹介するのは、便利な小技系のアドオン。解説が英語だけだったり、使うのに必要なボタンをツールバーのカスタマイズ機能を使って取り出す必要があったり……といった少々の面倒さはあるものの、分かってしまえば手離せなくなるアドオンを紹介していこう。まずはブラウザー自体の高速化や印刷補助など、ユーティリティー系のアドオンからだ。
ブックマークやCookie、アクセス履歴やダウンロード履歴など、Firefoxが保存している情報を、再起動の度に最適化して、起動速度の低下を予防する。
ユーザーが意図してFirefoxを再起動できるようにする機能。メニュー(「ファイル」メニュー)、ボタン、ショートカット(Ctrl+Alt+R)の3種類の方法で再起動できる。
ディスクキャッシュ削除ボタンを追加。メニューを辿らずとも思い立ったら即スッキリ。ディスクキャッシュの肥大化、キャッシュファイルが原因の表示の不具合解消に。
■ PrintPDF
現在表示しているページをPDF形式で保存。操作は「ファイル」メニューの「PrintPDF」を選択するだけ。複雑なレイアウトのページには対応していないが、スクリーンショットを撮るよりお手軽かつコンパクトに保存できる利点は捨てがたい。
選択操作で好みの領域を一時的に非表示にする。リロードすれば元の状態に戻る。要点だけ印刷したい時などに便利。上で紹介したPrintPDFとの併用もできる。
■ Wescript
Greasemonkeyスクリプトをまとめて更新する機能。Greasemonkeyにはアドオンのようにまとめて更新する機能がないので重宝する。自分が使っているスクリプトが他のWescriptユーザーにどれだけ使われているか確認できる機能もあって面白い。
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