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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第3回

ケータイカメラの高感度撮影の限界に挑戦する!

2010年02月01日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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ISO25600パワーで暗闇でも被写体を写す
NTTドコモ「F-01B」

夜景を撮影

 高感度撮影なら圧倒的に肉眼より明るい。ビル全体も光のオーラに包まれたかのようだ。観覧車の手前の木々は肉眼では真っ暗で何本あるのかも分からなかったが、この写真だとバッチリわかる。ノイズが気になるものの確かに明るい。

 オートの自動シーン認識は肉眼よりも“ほど良い”明るさで撮れており非常にキレイだ。

撮影モード「高感度」

撮影モード「高感度」

自動シーン認識

自動シーン認識

キャンドルで撮影

 これはどちらの写真もちょっと雰囲気のいい感じで撮れている。ノイズはあるものの、どちらで撮ってもよさそう。
撮影モード「高感度」

撮影モード「高感度」

自動シーン認識

自動シーン認識

暗闇で撮影

 これは単純にスゴイ。コーヒーカップが写っているのがわかる。もちろんノイズが一杯であるものの真っ暗でも撮影できている。ちなみにこの「真っ暗」とは、肉眼では目の前にあるはずの被写体が見えないほどだ。ISO25600の威力を発揮した。

暗闇

撮影モード「高感度」

シーン自動認識がとても強力
NTTドコモ「SH-01B」

夜景を撮影

 ISO感度12800の固定ではどうしてもノイズが目立ってしまう。それよりも驚きなのがオート(シーン自動認識)で撮影した画像。こちらのほうがずっと鮮明に撮影できている。このときの自動設定を見ると「オートISO800」だった。

 ノイズはまったく見えないし、実は肉眼では見えないところまできっちりキレイに撮れている。たとえば肉眼では奥の屋台船は見えなかったし、写真では映っている雲も、肉眼ではあるのかどうかすらよくわからなかった。SH-01Bの場合、カメラ任せが一番賢い選択かもしれない。

マニュアルモード(ISO12800固定)

マニュアルモード(ISO12800固定)

シーン自動認識

シーン自動認識

キャンドルで撮影

 これもISO12800に固定するより、オートで撮影したほうが明るく見えたほど。暗いからといってマニュアルでISO感度を上げればいいというわけではなさそうだ。

マニュアルモード(ISO12800固定)

マニュアルモード(ISO12800固定)

シーン自動認識

シーン自動認識

暗闇で撮影

 ISO感度12800をもってしても、何も写らなかった。ちなみにピクチャーライトをオンにして撮影してみるとオレンジジュースはよりイエローに近い色になった。

ピクチャーライト(オフ)

ピクチャーライト(オフ)

ピクチャーライト(オン)

ピクチャーライト(オン)

ISO3200までなので、やや苦戦
NTTドコモ「N-02B」

夜景を撮影

 N-02Bはスペック上、ISO感度3200相当なので苦戦するかと思ったが夜景を撮影する分には十分明るい。ビルも光に包まれている。ちょっと緑がかった感じだが、これはこれで面白みのある写真だと思う。一方、オートで撮影した写真は肉眼に近い。観覧車のイルミネーションもキレイに写っているので、この端末でもオートを信じて撮影したほうが良さそうだ。

高感度モード

高感度モード

オート

オート

キャンドルで撮影

 やや白っぽい感じであるもののISO3200でも雰囲気よく撮れている。オートはキャンドルの形がわかるように撮れた。周りの暗さが深い印象になっている。

高感度モード

高感度モード

オート

オート

暗闇で撮影

 まったく撮れない。闇が広がるばかり。そもそも被写体を画面に捉えるだけで大変だった。

高感度モード

高感度モード

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