ソニーから、新サイバーショット「DSC-WX1」と「DSC-TX1」の2機種が登場する。両機種の最大の特徴は、有効1020万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を採用したことだ。
裏面照射型CMOSセンサーは、同社のビデオカメラ「ハンディカム」などで採用されているCMOSセンサーで、回路部を受光部の背面に設置することで、受光面積を拡大。これにより感度が上がり、ノイズの発生を従来比で半分に抑えられる。
また、1度のシャッターで6枚連写を行ない、これを合成することでノイズを低減する「手持ち夜景モード」を搭載。Exmor Rとの組み合わせにより、高感度撮影時でもノイズを4分の1にまで低減できる。
広角24mm撮影ができる「WX1」
WX1は同社の「Gレンズ」を搭載。光学5倍ズームで焦点距離は24~120mm、F値はF2.4~5.9となっている。また、メカシャッターの搭載により、フル画像サイズで10枚/秒の高速連写が可能。
さらに「スイングパノラマ」機能では、最大で256度(連続100枚の高速連写)のパノラマ写真の作成ができる。
発売日は9月18日で予想実売価格は4万円前後となる。