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物欲AVコモノ道 第17回

ネット非対応の「REGZA」で動画配信サービスを堪能する

2009年08月10日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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夢のホームネットワークを実現

 パソコン上の動画ファイルを再生するには、まずパソコン側でサーバーソフトを動作させる必要がある。

 サーバーソフトはDLNA対応のものなどいくつかの製品があるが、手軽に利用できるのは「Windows Media Player 11」の「メディアの共有」機能だ。この機能を有効にすれば、ライブラリに登録しているファイルを別のクライアント(パソコンやネットワークメディアプレーヤー)から参照して再生することが可能になる。

Windows Media Player11の「メディアの共有」ダイアログ

Windows Media Player11の「メディアの共有」ダイアログ

 Windows Media Player 11で共有設定を行なった後、AV-LS500VXのメニューから「メディアプレーヤー」-「メディアサーバー」と選択するとサーバーとなっているパソコンが検出されて、その中にある動画や音楽を再生することが可能になる。

サーバに接続し、コンテンツ内容を表示しているところ。もちろん動画だけでなく、音楽や静止画を再生することも可能だ

サーバに接続し、コンテンツ内容を表示しているところ。もちろん動画だけでなく、音楽や静止画を再生することも可能だ

 このようにアクトビラやパソコン上の動画を再生できることに加え、「DTCP-IP」や「WM-DRM10」といった著作権保護技術に対応していることもAV-LS500VXの大きな利点だ。これによりDTCP-IP対応のBD/DVDレコーダーやパソコンで録画したデジタル放送の番組、あるいはパソコンにダウンロードした、著作権保護されたWindows Media Videoファイルをネットワーク(LAN)経由で視聴できる。

 以前は単にパソコン内の動画をテレビで再生するだけだったネットワークメディアプレーヤーだが、AV-LS500VXはアクトビラやDMM.TVといったインターネット上のコンテンツの再生を可能にするほか、DTCP-IPへの対応によって地デジ番組をネットワークを介して自由に楽しめる環境を実現するなど、さまざまな付加価値を実現している。

 ネットワーク機能が弱い液晶テレビを手軽にパワーアップできる製品としてオススメできる1台だ。

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