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物欲AVコモノ道 第12回

2万円を切るデジタル3波対応チューナーカード「GV-MVP/VS」

2009年06月26日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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デジタル3波対応ながら、コンパクトなシリコンチューナーを採用したことでシンプルなレイアウトを実現した「GV-MVP/VS」

 アイ・オー・データ機器から6月下旬に発売されるパソコン用デジタルチューナーカード「GV-MVP/VS」は、デジタル3波放送に対応して希望小売価格はわずかに1万9845円! その昔、ハードウェアエンコーダを搭載した5万円近い地アナキャプチャカードを買ったことがある身としては、その価格の安さに驚くばかりである。


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ブラケットを取り替えれば、Low Profileにも対応する。キューブ型パソコンと組み合わせて、液晶テレビの横に置くのも良さそうだ

GV-MVP/VSのカード本体。ブラケットを取り替えれば、Low Profileにも対応する。キューブ型パソコンと組み合わせて、液晶テレビの横に置くのも良さそうだ

 GV-MVP/VSの特徴として挙げられるのが、地デジに加えてBSデジタルや110度CSデジタルの受信も可能な3波対応チューナーの搭載だ。スポーツ中継や海外ドラマ、懐かしのアニメなど、地デジではなかなか放送されない番組を見たいユーザーであれば、この特徴だけでも十分買う価値を見いだせるのではないだろうか。

 また、昨今の地デジキャプチャカードで採用例の多いシリコンチューナーをGV-MVP/VSでも採用している。メリットは従来のチューナーユニットよりも感度が高く、また非常にコンパクトなことだ。

 実際GV-MVP/VSの基板は従来のキャプチャカードと比べると至ってシンプルで、コンパクトな基板上にB-CASカードのスロットまで取り付けられている。またブラケットを取り替えることで、Low Profileスロットにも対応できる。

我が家のパソコンに取り付けたところ。B-CASカード用のスロットが基板上に実装されており、1スロットしか占有しない

我が家のパソコンに取り付けたところ。B-CASカード用のスロットが基板上に実装されており、1スロットしか占有しない

 パソコンとの接続インターフェイスはPCI Express x1で、事前にB-CASカードを基板上のカードスロットに装着した上でパソコンに取り付ける。いったんパソコン内に納めてしまうとB-CASカードにはアクセスできなくなるが、抜き差しが必要になることはないので困らないだろう。

22型ワイドの液晶ディスプレーと組み合わせてみた。1080iで出力される映像はさすがにキレイで、地デジの威力を十分に感じられる

22型ワイドの液晶ディスプレーと組み合わせてみた。1080iで出力される映像はさすがにキレイで、地デジの威力を十分に感じられる

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