Xeon 5500搭載サーバ&ワークステーション大集合 第9回
「16Thread de Intel Xeon プロセッサーの宴」
往年の名機X68000をXeon化!? Xeonイベント開催
2009年05月23日 23時55分更新
先日お伝えした、シネックス主催のイベント「16Thread de Intel Xeon プロセッサーの宴」が、本日5月23日(土)CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原にて開催された。
イベントでは、“普通のパソコンに飽きたら、Xeonだ”と題してサーバー/ワークステーション向けクアッドコアCPU「Xeon 5500」シリーズのパフォーマンスを一般ユーザーにアピールした。
また、トークセッションではインテル株式会社 鈴木氏によるXeon 5500の紹介とおすすめの構成紹介や、エクセルソフト株式会社 山口氏によるインテル Paralle Studioの紹介などが行なわれた。
往年の名機X68000をXeon化
イベント会場にて展示中のXeon搭載マシンの中でも一際来場者の目を引いた「Xeon x68改」。ケースを利用したカスタムモデルたがXeon搭載モデルとしての完成度は非常に高く多くの来場者が注目していた
イベント会場に展示されたXeon搭載マシンの中でも来場者の注目を集めたのがT-ZONE.PC DIY SHOPが出品した「Xeon x68改」だ。
「Xeon x68改」は、同店スタッフの森田氏によるカスタムモデルで、その名の通りベースモデルは往年の名機「X68000」。同氏によれば、一見サイズ的に無理そうなATXマザーが入るのがポイントで、ほぼケースのみ使用したカスタムとなるが、LEDランプなどは可能な限り流用したとしている。また、フロントの5インチのフロッピースロットもスロットインタイプのスリムタイプ光学式ドライブを使用することで活用しているとした。さらに冷却用の穴を本体のフロントや側面に約600個くらい空けたのが一番苦労した点と語った。なお、来週には同店店頭にて展示も行なう予定としている。ただし、非売品ゆえ購入は不可とのこと。
主な仕様はCPUがXeon E5504×2、マザーボードがASUSTeK「Z8NA-D6」、メモリは2GB×3、SSDがX25-M(80GB)、ドライドはUJ-875A、ビデオカードがLeadtek「8400GS」、電源は450W SNE、OSがWindows VISTA Ultimate 64bitなどとなっている。
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