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パワポで極める「ビジネス極意」 第5回

これぞ完璧企画書――「1枚企画書」パターン実例3題

2009年03月30日 06時00分更新

文● 竹島愼一郎

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見せ方のポイント

レイアウト

この企画の背景を説明し、2つのアイデアが1つのコンセプトに統合され、そこから2つの計画が生まれているのがわかる

 この企画のメインは、農業とバイオテクノロジーの融合するところに「世界農業市民・社会貢献企業」なる理念があるというところです。

 そのイメージを花の写真で表しました。写真はポイントになる3ヵ所に配してありますが、タイトルスペースはトリミング、その他は「図の挿入」という別の処理をしています。

 図形のバックに「A」「B」「C」という“透かし文字”が入っていますが、これは、たまたまそのアルファベットを頭文字とする単語があったので入れたものです。

 この「ABC」は、「3H」や、つなげると何かの単語になる「NAP」などとともに、欧文コンセプトワードの代表的な例です。



3H=High Class(最上級)、Heart(まごころ)、Harmony(調和)の頭文字。
NAP=Native Artist Performance(地元アーチストの実演(による街の復興))の頭文字。


■ カラーリング

 全体の色調は花の写真から持ってきたものです。基調色はオレンジ色で、同系色として黄色を使い、強調色はここでは寒色の緑色となっています。タイトルとイラストに使われています。


■ 作成ポイント
水の入ったタンクの描き方

 水の入ったタンクは、「円柱」という図形を描き、それをコピーして、コピーしたほうの上下の高さを低くして、上面の傾きをもとの円柱と同じになるように成形する。

水色の円柱を2つ描く

水色の円柱を描き、コピーを作る。2つめの円柱は高さを低くして、水面の傾きを調整する

 そのうえで、元の円柱の塗りつぶしを白、小さな円柱を水色にして両者を重ね合わせる。

 こうすると水が入って、しかも後ろの図形が見えないイラストができあがる。

水の入ったタンクの完成

元の円柱を白で塗りつぶして、小さな円柱と重ねれば水の入ったタンクの完成

企画内容に沿った絵を完成

蛇口や、井戸を掘るためのドリルなどを追加して、企画内容に沿った絵を完成させる

  1. [基本図形]から[円柱]を描く
  2. [Shift]キー+[Ctrl]キーを押しながら下にドラッグしてコピーを作る
  3. 上か下のハンドルをドラッグして高さを低くする
  4. 黄色いハンドルをドラッグして、もとの図形の上面と傾きを合わせる
  5. [図形描画]ツールバーの[塗りつぶしの色]→大きな円柱は白、小さな円柱は水色にして、両者を重ね合わせる
  6. 水の入ったタンクが完成した

 (次ページ、「本書もこれを作成して生まれた『「1枚企画書」の企画書』」に続く)

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