FSBをこれまでの400MHzから533MHzへと引き上げたPentium Mが高速電脳に入荷した。まず登場したのは実クロック2GHzのPentium M-760、1.86GHzのPentium M-750、1.73GHzのPentium M-740の3モデル。
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Pentium M-760。FSBの値に注目 |
インテルのホームページではまだ詳細なリリースはされていない。しかしパッケージによると2次キャッシュは2MB、最大電圧は1.356V(3モデル共通)。S-SpecはPentium M-760が“SL7SM”、Pentium M-750が“SL7SA”、Pentium M-740が“SL7SA”。本日入荷した高速電脳での価格は、Pentium M-760が4万3800円、Pentium M-750が3万5490円、Pentium M-740が2万7800円となっている。
なお、現在のところFSB533MHzへの正式対応をうたっているPentium M用チップセットは“i852GM/GME”のみ。自作するとなるとマザーボードはDFI製「852GME-MGF」が唯一の選択肢となる。ちなみにノートPCでは、FSB533MHz版Pentium Mを搭載するソニー製“VAIO”シリーズが5日付で発表されており、同シリーズは新チップセット“i915GM”を採用している。
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今回入荷したのは760/750/740の3種類。このほか770と730が予定されている | 740のラベル。最大電圧は1.356Vでこれは今回登場した3モデル共通だ |
