LGA775対応でありながら、FSBが533MHzというPentium 4が発売となった。Pentium 4としては珍しくバルク版での登場で、パッケージがないため製品自体からはプロセッサ・ナンバは読み取れない。しかし、ショップの話によると、代理店からは“515”というプロセッサ・ナンバが伝えられているとのこと。
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LGA775対応/FSB533MHz版Pentium 4。クロックは2.93GHzで、バルク版だがプロセッサ・ナンバは“515”であるという |
同製品の実クロックは2.93GHzで、2次キャッシュ1MB、S-Specは“SL7YV”。価格はパソコンハウス東映で1万5780円、Onenessで1万6280円となっており、これまでLGA775対応Pentium 4としては最も安かったPentium 4-520(2.8GHz)に対し、500円~1000円ほど下回る価格となっている。ちなみに、LGA775でFSB533MHz、実クロック2.93GHzとなるとCeleron D-340Jと同スペックだが、こちらの価格は1万2000円台。2次キャッシュ4倍で約4000円の価格差ということになる。
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