Pentium M 7x5シリーズと同じ“Dothan”コアを採用したCeleron Mがアキバのショップに入荷した。実クロック1.3GHzの「Celeron M 350」と実クロック1.4GHzの「Celeron M 360」という2種類の同時登場となっている。
“Dothan”コアCeleron Mが登場。2種類の同時発売だ | パッケージは先に発売された“340”と同様 |
従来の“Banias”コアで、実クロック1.5GHzの「Celeron M 340」はすでに発売済み。“Banias”コア版との主な違いは、プロセスルールの縮小(0.13μm→90nm)と2次キャッシュの倍増(512KB→1MB)。“Dothan”コアのCPUという意味では、Pentium Mの2次キャッシュを半減(2MB→1MB)したものにあたる。FSBは400MHz、パッケージは478pin PPGA、S-Specは“360”が“SL7LS”、“350”が“SL7RA”。
本日販売を開始したのはT-ZONE.PC DIY SHOP。価格は“360”が1万8654円、“350”が1万4994円。ちなみに“Dothan”コアPentium Mの最低クロックとなる“715”の同店での価格は2万3940円となっており、“Dothan”をより身近にする注目のCPUといえよう。
コアの変更により2次キャッシュが増量されている | “360”のS-Specは“SL7LS” |