「RealForce 89U」。右上のエンブレムのデザインが変わったほかは特に外観に変更はなし |
耐久性に優れるという静電容量方式のキースイッチを採用し、テンキーを省いたコンパクトな配置で人気を呼んでいる東プレ製キーボード「RealForce 89」。そのUSBインターフェイスバージョン「RealForce 89U」が本日発売された。意外なことに、「RealForce」シリーズのUSB版はこれがはじめてとなる。
新たに設けられた背面のディップスイッチ | 特殊モードとのみ書かれているが、これが「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2004」対応モード |
変更点はインターフェイスの変更にとどまらず、背面に各種設定用のディップスイッチが新たに設けられたのが特徴。ディップスイッチは4つあり、それぞれ“CapsLock”キー/左“Ctrl”キーの入れ替え(交換用キー、キートップ引き抜き工具も同梱)、“半角/全角”キー/“Esc”キーの入れ替え、サスペンド時のWakeUp操作の有効/無効、そして“通常モード”と“特殊モード”の切り替えというもの。
この“特殊モード”とは、本日同時に発売されたセガのPC用タイピングゲーム「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2004」に対応したモードのことで、1台のPCで2つのキーボードによる独立した入力操作を行うために設けられた機能。現在これが可能なキーボードは「RealForce 89U」のみで、説明書には対応ソフトは明記されていないものの、「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2004」公式サイトでは対応キーボードとして指定されている。
本日販売を開始したのはTSUKUMO eX.で、価格は1万8499円。そのほか高速電脳でも発売されたがこちらは完売(1万8500円)、ぷらっとホームでは明日からの販売が予定しており、予価は1万8500円となっている。
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