ゼンド・オープンソースシステムズ(株)(以下、ゼンド)は、PHPを利用したWebシステム開発を行なう企業向けのパートナープログラム“Z-PAL J Partner”を刷新すると発表した。
“Z-PAL J Partner”プログラムは、(株)テンアートニがイスラエルZend Technologies(以下、Zend)の国内販売代理店であった2002年2月に開始された、PHP開発企業向けのパートナープログラム。Zendのソリューションを利用したSI案件を行なっていることなどを条件に、Zendソリューションの特価販売や、メールによる技術情報の提供といった特典を提供するというものであった。
今回の発表は、Zend製品の国内販売をテンアートニからゼンドに移管したこと、ゼンドが本格的に事業を開始したことを受け、パートナープログラムの内容をリニューアルするというもの。新たにゼンドのWebサイトを通じたパートナー製品の販売や、Zend製品に関する問い合わせサポート、PHPスクリプト不可視化サービス“Zend Encodeサービス”の特別割り引きといった特典が追加された。
リニューアル後の“Z-PAL J Partner”プログラムの概要は以下のとおり。
- 参加条件
- Zend製品を利用した開発案件を年間2件以上実施
- 担当窓口の設置(“PHPプロ・スタッフ”技術者1名以上)
- 参加特典
- Zendロゴの使用権
- ゼンドのWebサイトを通じた製品販売
- ゼンドのWebサイトでの社名表示およびリンク
- “Zend Mail News”での事例紹介
- Zend製品の特価販売
- PHPスクリプト不可視化サービス“Zend Encodeサービス”特別割り引き(年1回)
- 営業、マーケティング活動の支援
- Zend製品に関する問い合わせサポート
ゼンドは今年度中に50社程度の“Z-PAL J Partner”を認定するとしており、Linux、Apache、MySQL、PHPを組み合わせた“LAMP”や、Linux、Apache、PostgreSQL、PHPを組み合わせた“LAPP”によるWebシステム開発を推進するという。