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ゼンド、ウェブサーバの高速化ツール『Zend Performance Suite』を楽天に導入

2004年05月19日 00時00分更新

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ゼンド・オープンソースシステムズ(株)は、同社が販売しているウェブサイト高速化ツール『Zend Performance Suite』を楽天(株)に導入することとなり、この度本番環境にて運用を開始したと発表した。

『Zend Performance Suite』は、ウェブスクリプト言語PHPを使用したウェブサイトを高速化するソリューションで、3つの機能(コンテンツ・キャッシュ、データ圧縮、PHPスクリプト・キャッシュ)により、PHPコードを変更することなく導入のみで高速化を実現する。楽天では、“楽天市場”をはじめとする楽天グループの運営する各サイトのアクセス数とユーザの増加に伴い、これまで以上にレスポンスを向上し顧客満足度を向上させる必要が出てきたことから、昨年よりPHPを利用する頻度が拡大していた。今回の導入では、ウェブサーバの一部に『Zend Performance Suite』を導入した。部分的にキャッシュ機能を利用するためのAPIを使用し、動的なコンテンツとキャッシュするコンテンツを織り交ぜたサイトをパフォーマンスに考慮しながら構築。その結果リリース以降の1ヵ月以上で高レスポンスを維持し、平均して約10倍の高速化を達成したとしている。

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