米Red Hatは、エンタープライズ向けディストリビューション2製品を新たに発売した。
今回発売されたのは、ミッドレンジサーバ向けディストリビューション『Red Hat Enterprise Linux ES』と、ワークステーション向けディストリビューション『Red Hat Enterprise Linux WS』の2製品。また、既存の『Red Hat Linux Advanced Server』は『Red Hat Enterprise Linux AS』に名称が変更になる。
『Red Hat Enterprise Linux ES』は、部門サーバなど、小規模の業務に対応したディストリビューション。アプリケーションサーバや各種エッジサーバ、社内向けビジネスアプリケーションのプラットフォームといった用途が対象となる。
『Red Hat Enterprise Linux WS』は、業務で使用するワークステーション向けディストリビューション。ソフトウェア開発や、EDAなどのエンジニアリング用途が対象となる。
『Red Hat Enterprise Linux ES』および『Red Hat Enterprise Linux WS』は、米国では3月12日より発売されている。日本国内での製品提供については5月下旬に発表を行なう予定で、現在のところ詳細は明らかにされていない。