レッドハット(株)は、10月より、『Red Hat Database』のOEM供給を開始すると発表した。また同時に、ISVを対象としたサポートサービスについても発表した。
サポートサービスは、ISVが所有するUNIXプラットフォームや、既存のRDBMSをベースとしたパッケージソフトウェアを対象に、プログラミングやアドミニストレーショントレーニング、Red Hatプラットフォームへのマイグレーション、動作検証やプロモーションなどについて行なわれる。
『Red Hat Database』は、6月に米国で発表された「PostgreSQL 7.1」ベースのオープンソースRDBMS。同社では、先日発表した『Red Hat Linux 7.2』と、Red Hatシステムのバグ修正やセキュリティアップデートなどの更新情報を配信する『Red Hat Network』とあわせて、
「“OS、ネットワーク、データベース”という一貫したオープンソースソリューションをさらに強化、拡張していきたい」(代表取締役 平野正信氏)としている。
なおRed Hat Databaseは、米国ではパッケージ販売が行なわれているが、国内ではOEM供給のみとなる。また国内提供品のベースには、最新の「Red Hat Linux 7.2」が採用されている。
