このページの本文へ

レッドハット、基幹システム専用ディストリビューション『Red Hat Linux Advanced Server 2.1』を発売

2002年05月24日 21時12分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

レッドハット(株)は、基幹システム市場をターゲットにしたディストリビューション『Red Hat Linux Advanced Server 2.1』を発売した。

『Red Hat Linux Advanced Server 2.1』は、基幹データベースやERP、CRM、インターネットサーバなどでの利用をターゲットに、信頼性の向上をはかり、長期間のサポートをバンドルした製品。現在の商用UNIXと同等の信頼性を実現したという。

おもな特徴は以下のとおり。

  • クラスタソフト、管理ツール、Java標準サポートなど、エンタープライズ向け機能を搭載
  • OracleやBEA、Zendなどのエンタープライズ向けソフトウェアに対応
  • レッドハット(株)で製品のバージョンアップを検証、定期的にユーザーに提供
  • マイナーバージョンアップ時のアプリケーション互換性を確保
  • カーネルやサーバアプリケーション、クラスタなどの導入、設定、運用に関する、24時間365日の問い合わせに対応
  • 『Red Hat Linux Advanced Server 2.1』専用の『Red Hat Network』サポートを提供

製品の価格は、1年間の『Red Hat Network』サポートと質問への対応を含めて19万8000円。販売は、エンタープライズシステムに対応できるよう、以下のベンダーを通じて行なわれる。

  • ハードウェアベンダー……コンパックコンピュータ(株)、デルコンピュータ(株)、日本アイ・ビー・エム(株)、日本電気(株)、(株)日立製作所、富士通(株)
  • ソフトウェアベンダー……ミラクル・リナックス(株)
  • システムインテグレーター……(株)テンアートニ

出荷開始は6月21日の予定。

カテゴリートップへ