レッドハット(株)は、ネットワークセキュリティやLinuxカーネルを対象とした新しいトレーニングコースを開設すると発表した。
新たに提供されるのは、『RHS333 Red Hat Enterprise Securityネットワークサービスコース』と『RHD236 Red Hat Linuxカーネルインターナル・コース』。これまでのトレーニングコースの上位に位置づけられる。各コースの概要は以下のとおり。
- 『RHS333 Red Hat Enterprise Securityネットワークサービスコース』
- コース概略……BIND、NIS、LDAP、Sendmail、Apacheなど、Red Hat Linuxで提供されるネットワークサービスのセキュリティ機能やリスク管理に関する詳細な内容を取り扱う。
- 受講対象者……Red Hat Linuxベースのシステムを用いて、各種ネットワークサーバを構築するシステム管理者やコンサルタントなど。
- 前提となる知識レベル……RH253、RH300受講者、RHCE取得者。または同等の知識、経験があること。
- 講習期間……4日間
- 費用……30万円
- コース開始……11月18日より
- 『RHD236 Red Hat Linuxカーネルインターナル・コース』
- コース概略……Red Hat Linuxのカーネル構造、使用されているアルゴリズム、ハードウェアやメモリの管理手法、モジュール化の方法など、Linuxカーネルの構造や役割に関する内容を取り扱う。
- 受講対象者……カーネルレベルの包括的な知識が必要な人。組み込み機器開発エンジニアや、基幹システム構築に携わるエンジニア。
- 前提となる知識レベル……RH143およびRHD221受講者で、C言語での開発経験や基本的なツールの知識、システムプログラミングの知識があること。
- 講習期間……5日間
- 費用……33万円
- コース開始……11月25日より
各コースへの参加は、レッドハット(株)のWebサイトから申し込み書をダウンロードし、必要事項を記載した上でFAXで申し込む形になる。