独SuSE Linux、Microsoft Exchange互換を謳う『SuSE Linux Openexchange Server』を発表
2002年10月26日 16時01分更新
独SuSE Linuxは、『Microsoft Exchange』互換のコミュニケーションソリューション『SuSE Linux Openexchange Server』を発表した。
『SuSE Linux Openexchange Server』は、Webメールクライアントやスケジューラ、アドレス帳、文書管理、プロジェクト管理、ナレッジデータベース、ディスカッションフォーラムなどの機能を提供する製品。『SuSE Linux Enterprise Server 8』上で動作する。すべての機能はWebベースのインターフェイスから利用可能なほか、『Microsoft Outlook』やPalm、PocketPCなどとの同期も可能だ。
また、『Microsoft Exchange 5.5』からのデータや設定の移行も可能で、移行支援のためのサポートパッケージも用意されている。SuSEのプレスリリースによれば、『SuSE Linux Openexchange Server』を利用することで、『Microsoft Exchange』を利用した場合と比べて59%から64%のコスト削減が可能になるという。
『SuSE Linux Openexchange Server』が現在対応している言語は英語とドイツ語のみ。製品の価格は、グループウェアクライアント10ライセンスを含む基本パッケージで1249ドルから。発売は11月中旬以降になる。